奸佞(読み)カンネイ

デジタル大辞泉 「奸佞」の意味・読み・例文・類語

かん‐ねい【××佞/××佞】

[名・形動]心が曲がっていて悪賢く、人にこびへつらうこと。また、そのさま。「―邪知
宦官というと―な物のように聞えまするが」〈露伴・暴風裏花〉
[類語]奸悪邪悪陰険性悪悪辣悪性俗悪凶悪極悪悪い罪悪悪徳背徳悪行悪事悪逆巨悪諸悪暴悪卑劣陋劣ろうれつ狡猾こうかつよこしまさがない腹黒い腹汚い悪賢いずる賢い小賢しいずるいこすいこすっからいあくどいさかしいさかしら老獪

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精選版 日本国語大辞典 「奸佞」の意味・読み・例文・類語

かん‐ねい【奸佞・姦佞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心がねじけていること。悪賢く、人にこびへつらうこと。また、そのさまや、その人。
    1. [初出の実例]「今後姦侫者有何所一レ畏哉」(出典空華日用工夫略集‐応安五年(1372)三月二九日)
    2. 「邪智奸佞(カンネイ)の元(もと)たる義員」(出典:浄瑠璃岸姫松轡鑑(1762)四)
    3. [その他の文献]〔管子‐覇言〕

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