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保健物理学 ほけんぶつりがくhealth physics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

保健物理学
ほけんぶつりがく
health physics

放射線障害からの人体の保護を目的とし,これに関連する問題を扱う応用物理学の分野で,物理学,化学,工学,生物学,医学などにわたる総合科学である。研究対象は放射線の線量測定,遮蔽,人体や環境に及ぼす影響,許容被曝量の確立,放射性廃棄物の処理などの基礎研究,放射線利用の施設や装置の設計と管理,放射線源の取扱法の教育など広範囲に及んでいる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほけんぶつりがく【保健物理学 health physics】

放射線の有害な影響から人体を防護するための放射線安全管理に関する研究分野を指し,放射線防護学と同義語である。保健物理の用語は,アメリカにおいて原子爆弾製造のためのマンハッタン計画の中で,作業者の放射線および放射能にかかわる健康管理,すなわち放射線防護を担当する部門の名としてつくられたものであり,この計画での放射線防護は,当時の主として医学放射線分野でのそれとは質的に違った大規模で複雑なものであるとの認識によって生まれた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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