信仰治療(読み)シンコウチリョウ

デジタル大辞泉の解説

しんこう‐ちりょう〔シンカウチレウ〕【信仰治療】

信仰の力によって病気を治すこと。神聖な水など特定の物がかかわる場合と、教祖など人間による治療の場合とがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんこうちりょう【信仰治療 faith healing】

治療者と被治療者との間に薬物や医療器具を必ずしも介在させないで,もっぱら信仰の力によって行う治療行為をいう。傷口などの〈手当て〉をするということばは,文字どおり医療のはじまりを示す。痛むところ,病める個所のあるとき,何はともあれその個所に手を当ててさわり,さすってみる。これが手当て,按手の意味である。イエス・キリストも〈病人に手をおけばいやされる〉(《マルコによる福音書》16:18)と述べ,かつ病める者もまた進んでイエスの身に触れようとした。

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世界大百科事典内の信仰治療の言及

【クリスチャン・サイエンス】より

…〈キリスト教科学〉の意。《科学と健康》(1875)の著者エディMary Baker Eddy(1821‐1910)によって1879年に創立されたキリスト教の信仰治療主義の一派。彼女によると精神のみが実在であって物質は幻想であり,病気は精神的な妄想である。…

※「信仰治療」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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