改訂新版 世界大百科事典 「元典章」の意味・わかりやすい解説
元典章 (げんてんしょう)
Yuán diǎn zhāng
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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中国、元代の法典。正式には『大元聖政国朝典章』という。元初から1320年代にかけて数十年にわたって発せられた2400点に近い公文書を収める。それらは、一般的、概括的規定を指示した法令と、個別的、具体的問題の処置を指示した判例とがあるが、内容により吏、戸、礼、兵、刑、工に分類し配列されている。使われている文体は、吏牘(りとく)体とよばれる一般の文語と異なるものと、モンゴル語を俗語で直訳したものとである。本書は、江西地方の民間の出版社が官庁から文書を入手し、1321年、22年に刊行したものと推定されるが、奉使宣撫(ほうしせんぶ)という中央から臨時に派遣された一種の監察官がそれに一役を買っていた。
[海老澤哲雄]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
正しくは『大元聖政国朝典章』。元代の法律を集めたもの。元朝の制度を研究するうえでの基本史料であるが,モンゴル語の影響を受けた特殊な文体で書かれているため解釈が難解である。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…しかるに元代は胥吏が政治上,儒家と対等に用いられていたので,彼らにとって法律の理論や体系は無用であり,裁判には先例となる判決,すなわち断例の堆積があれば十分と考えた。結局元一代には不滅の法典は出現せず,官衙に保存された断例集が民間人の手によって出版されて用いられたが,《大元聖政国朝典章》,略して《元典章》がそれである。《元典章》は当時の俗語のほかに,裁決に当たる天子宰相の対話にモンゴル語の文脈が含まれてはなはだ読みにくいが,生の法制資料として貴重視される。…
※「元典章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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