赤石山脈最南部,長野・静岡県境に位置する山。標高2591m。山名は,頂上の西方にある二つの巨岩が夕日に光るのが,山麓から見えるからだとされる。日本で標高2500mを超える山としては最南端にあって,ハイマツの南限に当たっている。展望は,針葉樹に囲まれているので,あまりよくない。光岳と東のイザルガ岳(2540m)との間は,標高2500~2550mの広く平たんな浸食小起伏面で,センジガ原(静高平)と呼ばれている。平たんな地形は,主稜と平行する多くの凹地とそれを囲む高まりからなっている。凹地底には湿性高山植物,一部には大型の植被構造土がみられ,訪れる人も少ない別天地である。光岳小屋はセンジガ原の一隅にあり,直下の南斜面は中俣沢の大崩壊地となっている。登山路は寸又峡温泉からが最短である。
執筆者:鈴木 郁夫
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