部品のある部分について実測された寸法を実寸法という。この実寸法として許される最大の寸法を最大許容寸法、最小の寸法を最小許容寸法といい、両寸法の差を公差(正確には寸法公差)という。部品を製作する場合、実際には完全にその寸法どおりに仕上げることは不可能である。そこで、実用上許される最大寸法と最小寸法を指示して、加工および検査の能率をあげている。
公差には、規格が定められており、寸法が増すにしたがって公差を大きくとり、同一区分に属する寸法に対しては、同一の公差を与えるように決めている。また製品の精粗による公差の大小によって18等級に分け、これらの各等級ごとに各寸法区分に対する基本数値を定めている。これをIT(International Tolerance)基本公差とよぶ。また、最大寸法と基準寸法の差を「上の寸法許容差」、基準寸法と最小寸法の差を「下の寸法許容差」とよんでいるが、これらのうち一般に基準寸法に近いほうの許容差を「基礎となる寸法許容差」とよび、その値は、穴・軸の同一種類においては、各等級を通じて共通の値としている。この種類はアルファベットで表示し、等級はIT基本公差の等級によって表示する。他方の寸法許容差は、基礎となる寸法許容差と、IT基本公差により求めることができる。
[清水伸二]
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たとえば,ピペットを生産するときには,しばしば目標容積からの誤差が生じる.そのとき,許容される最大値と最小値の差を公差という.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
「寸法公差」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…例えば{3,7,11,15,……}や{4,1,-2,-5,……}のように,隣り合う2数の差が一定である数列を等差数列といい,その一定の差を公差という。上の二つの例では公差はそれぞれ4,-3である。…
※「公差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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