翻訳|coinsurance
複数の損害保険会社が一つの契約を分担して引き受ける保険。リスク分散が目的で、事業規模が大きく、リスクが高い契約では一般的。企業や自治体といった契約者は提示された条件を基に各損保のシェアを決め、シェアに応じて各損保に保険料を支払う。事故が起きた場合は、各損保がシェアに応じて保険金を支払う。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
複数の保険者が保険加入者の危険を共同して填補(てんぽ)責任を負う保険契約方式。この方式では、個々の共同保険者は自己の負担すべき責任の割合を決め、発生した損害に対して、その割合を限度としてだけ填補責任を負うのが通常である。共同保険は再保険と同様に多数の保険者の間で危険を分散する方法である。ただし再保険が危険の縦の分散であるのに対し、共同保険は横の分散である。また対加入者関係において、再保険が、1人の保険者(元受保険者)のみが加入者と直接関係にたち、他の保険者(再保険者)は背後に位置するのに対して、共同保険では、すべての保険者が加入者に対して直接の関係にたち、かつ併立するのである。
共同保険契約の場合には通常、幹事会社を定め、この幹事会社は各分担保険会社を代表して、契約者との折衝および事務手続を行う。イギリスのロイズ保険組合は独特な機構をもつものとして有名であるが、共同保険の方式が根底にある。
[金子卓治]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 みんなの生命保険アドバイザー保険基礎用語集について 情報
出典 自動車保険・医療保険のソニー損保損害保険用語集について 情報
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