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再割引 さいわりびき rediscount

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

再割引
さいわりびき
rediscount

一度割引かれた手形を再び割引くこと。金融機関や金融業者が支払期日到達前に期日までの利子を控除して手形を買取ることを割引というが,再割引は金融業者が買取った手形を銀行などが再び買取る場合と,銀行が資金繰りのために中央銀行あるいはほかの金融機関に再び割引に出す場合とがある。

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デジタル大辞泉の解説

さい‐わりびき【再割引】

金融機関が割り引いた手形を中央銀行や他の金融機関が再び割り引くこと。

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百科事典マイペディアの解説

再割引【さいわりびき】

銀行その他の金融機関が運用資金を調達するため,自行で割り引いた手形を他の金融機関または中央銀行に再度割り引いてもらうこと。日本の場合,通常は日本銀行による再割引を受けることがその具体的な取引形態である。
→関連項目割引政策

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世界大百科事典 第2版の解説

さいわりびき【再割引】

おもに金融機関が資金繰りの必要上から,すでに取引先からの依頼により割引(手形割引のこと。〈貸出し〉の項参照)した手形を,その金融機関が割引依頼人となり,他の金融機関あるいは中央銀行によって再度割引を受けることをいう。日本の場合,手形割引市場が発達していないため,通常,中央銀行である日本銀行による再割引を受けることが,再割引の具体的な取引形態である。これは,日本銀行がその手形の信用度等からみて割引適格と判定したものを再割引する形で行う金融機関の現金準備の最終のよりどころとしての信用供与の一つであり,これを国民経済的観点からみれば,日本銀行が金融政策を運営するに当たって,手形貸付け(〈貸出し〉の項参照)と並んで,必要不可欠の業務の一つとして位置づけられる。

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大辞林 第三版の解説

さいわりびき【再割引】

一度、金融機関によって割り引かれた手形を、中央銀行あるいは他の金融機関が再び割り引くこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

再割引
さいわりびき

金融機関が割り引いた手形をふたたび他の金融機関に割り引いてもらうことをいう。日本では、日本銀行がおもな再割引機関である。日本銀行が割引適格と認めた優良手形を再割引適格手形といい、商業手形のほか、一定の要件を備えた輸出前貸手形・期限付輸出手形も含まれていたが、1972年(昭和47)10月以降、商業手形のみを再割引適格手形としている。
 このように、手形の再割引は民間金融機関に対する日本銀行の資金供給の一環でもあるが、企業の手形発行残高自体が縮小傾向にあり、日本銀行の再割引手形は激減した。日本銀行勘定により「割引手形」残高の推移をみると各年末時点で、1985年(昭和60)1982億円・貸出金(貸付金+割引手形)に占める比率4.5%から、1990年(平成2)1437億円・2.3%、1995年839億円・1.7%、2000年48億円・0.6%となっており、2001年以降はゼロである。この日本銀行の「商業手形割引歩合ならびに国債、特に指定する債券または商業手形に準ずる手形を担保とする貸付利子歩合」が公定歩合であったが、2001年1月より公定歩合の定義は「基準割引率および基準貸付利率」に変更された(計数出所は日本銀行『金融経済統計月報』)。[井上 裕]

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