判ずる(読み)ハンズル

デジタル大辞泉 「判ずる」の意味・読み・例文・類語

はん・ずる【判ずる】

[動サ変][文]はん・ず[サ変]
物事優劣可否善悪などを判断する。「勝敗を―・ずる」
推し量って考える。考えてその意味を判断する。「発言真意を―・ずる」
[類語]判断判定判別推断論断断定明断結論考え見立て決断決定英断即断速断勇断独断決心決意専断解釈見極める見定める見る認める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「判ずる」の意味・読み・例文・類語

はん‐・ずる【判】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]はん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. 物事の優劣や可否などを判断する。また、歌合わせなどで批評を加え、優劣を比較して勝負を判定する。判じる。
    1. [初出の実例]「証人を以て判ぜしむるに」(出典:今昔物語集(1120頃か)三)
  3. 推しはかって考える。考えて意味を解く。推考する。推測する。
    1. [初出の実例]「ユメヲ fanzuru(ハンズル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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