別源円旨(読み)べつげん えんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「別源円旨」の解説

別源円旨 べつげん-えんし

1294-1364 鎌倉-南北朝時代の僧。
永仁(えいにん)2年10月24日生まれ。曹洞(そうとう)宗。鎌倉円覚寺の東明慧日(とうみょう-えにち)にまなび,その法をつぐ。元応2年元(げん)(中国)にわたり,元徳2年帰国。故郷越前(えちぜん)(福井県)に弘祥(こうしょう)寺を創建,京都真如(しんにょ)寺などをへて,京都建仁(けんにん)寺の住持となる。五山文学者としても著名貞治(じょうじ)3=正平(しょうへい)19年10月10日死去。71歳。俗姓は平(たいら)。別号に縦性。詩文集に「南遊集」「東帰集」。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「別源円旨」の意味・わかりやすい解説

別源円旨
べつげんえんし

[生]永仁2(1294).10. 越前
[没]貞治3(1364).10.10. 京都
鎌倉時代の臨済宗の僧。幼少のとき出家。円覚寺の東明慧日に師事したのち,求道のために諸国の寺を遊歴。越前弘祥寺の開山となり,足利義詮招請によって建仁寺住職となった。著書『南遊集』『東帰集』。

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367日誕生日大事典 「別源円旨」の解説

別源円旨 (べつげんえんし)

生年月日:1294年10月24日
鎌倉時代後期;南北朝時代の曹洞宗の禅僧
1364年没

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