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加持祈禱 かじきとう

世界大百科事典 第2版の解説

かじきとう【加持祈禱】

なんらかの願望がかなえられるよう神仏に対して行う一種の呪術作法。本来密教では加持は如来の大悲と衆生の信心を指し,祈禱は攘災治病等の現世求福を意味するものとして区別されるが,一般には両者は同義に使用される。加持では真言行者が手に印を結び口に真言を誦し心に仏菩薩を観じ,いわゆる三密加持を行う。日本の宮中で平安中期より毎年正月に行われる後七日御修法(ごしちにちのみしゆほう)では東寺長者加持香水をもって天皇にそそぎかけ安穏を祈念する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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