コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

北条団水 ほうじょうだんすい

6件 の用語解説(北条団水の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

北条団水
ほうじょうだんすい

[生]寛文3(1663)
[没]宝永8(1711).1.4. 京都
江戸時代中期の俳人,浮世草子作者。別号,橘堂,白眼居士。幼少時の経歴は不明。井原西鶴の門下で俳諧を学び,京都で俳諧師として活躍。元禄6 (1693) 年西鶴が没してのち,大坂に行き,主なき西鶴庵を7年にわたって守り,遺稿の『西鶴置土産』『西鶴織留』『西鶴俗つれづれ』『西鶴名残の友』の4部を整理刊行した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ほうじょう‐だんすい〔ホウデウ‐〕【北条団水】

[1663~1711]江戸前期の俳人・浮世草子作者。京都の人。井原西鶴の門人で、師の遺稿を刊行した。俳書「秋津しま」「俳諧団袋」、浮世草子「色道大鼓」「日本新永代蔵」など。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

北条団水 ほうじょう-だんすい

1663-1711 江戸時代前期-中期の俳人,浮世草子作者。
寛文3年生まれ。井原西鶴(さいかく)に俳諧(はいかい)をまなび,西鶴庵2代となる。師の遺稿「西鶴置土産(おきみやげ)」などを整理し刊行した。おもに京都で活躍。宝永8年1月8日死去。49歳。名は義延。別号に団粋(酔),白眼居士,滑稽堂。編著に「俳諧団袋」,浮世草子に「昼夜用心記」「日本新永代蔵」など。
【格言など】稼ぐに追いぬく貧乏神(「日本新永代蔵」)

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

北条団水

没年:正徳1.1.8(1711.2.24)
生年:寛文3(1663)
江戸中期の俳人,浮世草子作者。名は義延。別号に白眼居士,滑稽堂。井原西鶴の門人で,談林俳諧師。雑俳点者としても活躍。俳諧師としては,元禄1(1688)年ごろから活躍し,『秋津嶋』『団袋』などを刊行。一方,点者としては,『高天鶯』『ぬりがさ』などに点がみえる。その真骨頂は,浮世草子にあり,西鶴の遺稿集を整理出版したことで有名。団水自身にも『日本新永代蔵』など,多くの作品がある。<著作>『北条団水集』全7巻<参考文献>宗政五十緒『北条団水年譜』(『西鶴の研究』)

(楠元六男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ほうじょうだんすい【北条団水】

1663~1711) 江戸前・中期の俳人・浮世草子作者。名、義延。別号、白眼居士・滑稽堂など。西鶴庵二代目となり西鶴の遺稿を刊行。自ら浮世草子を著す一方で、俳諧・雑俳の点者としても活躍した。編著「団袋」「日本新永代蔵」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

北条団水
ほうじょうだんすい
(1663―1711)

江戸前期の浮世草子作者、俳人。名は義延(よしのぶ)。白眼居士(はくがんこじ)、滑稽堂(こっけいどう)などの号もある。俳諧(はいかい)は井原西鶴(さいかく)の門人で、西鶴庵(あん)2代目となる。談林系の俳諧師で雑俳の点者として当時知られる。西鶴の遺稿は主として彼が整理し刊行した。若年のときには大坂に住んだらしいが、のち京都に移住。なお、西鶴没後しばらくは大坂に住んだ。浮世草子作者として『昼夜(ちゅうや)用心記』『野傾(やけい)色三味線』『武道張合大鑑(はりあいおおかがみ)』『日本新永代蔵』その他の作があり、西鶴没後の代表的浮世草子作者として知られる。本屋の企画する出版書の編集者でもあり、歌謡集『松の葉』『落葉集(おちばしゅう)』『若緑(わかみどり)』などの編纂(へんさん)にかかわった。[宗政五十緒]
『『北条団水集』(1983・古典文庫) ▽宗政五十緒著「北条団水年譜」(『西鶴の研究』所収・1969・未来社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の北条団水の言及

【団水】より

…江戸時代の俳人,浮世草子作者。姓は北条,名は義延,別号は白眼居士,滑稽堂など。〈延宝のとし団水と改名せられし夏の比〉と前書した〈団(まどか)なるはちすや水の器(うつはもの)〉(《秋津島》)の句を西鶴から贈られているから,12~19歳ごろ西鶴門の俳人として改号した事実が知られるが,前号,前歴はまったく明らかでない。天和期(1681‐84)ごろまで大坂に住し,貞享(1684‐88)の一時期紀州にあり,間もなく京都に移住,西鶴没の翌1694年(元禄7)大坂に移って師の庵に入り西鶴庵を襲名,1701年京都に帰住した。…

※「北条団水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

北条団水の関連キーワード片岡宗森実相院宮義延親王月尋堂団水西沢一風鷺水桃林堂蝶麿西村市郎右衛門八文字屋自笑(初代)本多月楽

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone