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区画漁業 くかくぎょぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

区画漁業
くかくぎょぎょう

漁業法の規定に基づき,都道府県知事の免許を得て,海や河川,湖沼の一定水面区域で営む養殖業をいう。漁業法で用いられている用語。 (1) のり,かき,真珠などの養殖業,(2) えび,ぶりなど魚類の養殖業,(3) あさり,はまぐりなど貝類の養殖業の3種に分れる。これらは特定の漁場を占有して営むものであるところから,「漁業権漁業」の範疇に含まれる。区画漁業を営む権利を区画漁業権という。区画漁業による適正な漁場利用を確保するため,地元の漁業協同組合が,漁場の割当てや規制などを行なっている場合が多い。

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デジタル大辞泉の解説

くかく‐ぎょぎょう〔ククワクギヨゲフ〕【区画漁業】

漁業法に基づいて免許を受け、一定の区域内で水面を区画して行う漁業。ノリ・カキ・魚類の養殖など。

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大辞林 第三版の解説

くかくぎょぎょう【区画漁業】

免許漁業の一。水面を区画して行う漁業。海苔のり・魚類・貝類の養殖業など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

区画漁業
くかくぎょぎょう

免許漁業の一種。漁業法に基づく漁業権として免許され、一定区域内で営まれる養殖業のこと。区画の仕方によって3種類に分類される。第1種は、敷設物で海面を小割りにしてノリ、カキ、魚類などを養殖するもの。第2種は、海面を大きく囲い込んでおもに魚類を養殖するもの。第3種は、それ以外の養殖業(おもに貝類の地蒔(じまき)式養殖)である。また、ノリのひび建て養殖業(法令表記は「ひび建養殖業」、以下同)、藻(そう)類養殖業(そう類養殖業)、小割り式養殖業、垂下(すいか)式養殖業、貝類の地蒔式養殖業(地まき式漁業)の5種はとくに特定区画漁業と称され、漁業協同組合などの漁業者団体にしか免許されない養殖業である。[長谷川彰・廣吉勝治]

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