デジタル大辞泉 「医者の不養生」の意味・読み・例文・類語 医者いしゃの不養生ふようじょう 人に養生を勧める医者が、自分は健康に注意しないこと。正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえ。[類語]紺屋こうやの白袴しろばかま・大工の掘っ建て・易者身の上知らず・陰陽師おんようじ身の上知らず・駕籠舁かごかき駕籠に乗らず・髪結い髪結わず・坊主の不信心 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「医者の不養生」の意味・読み・例文・類語 いしゃ【医者】 の 不養生(ふようじょう) ( 患者に摂生をすすめる医者が、自分では意外に不摂生なことをしている意で ) 他人にはりっぱなことを教えながら、実行のともなわないことのたとえ。[初出の実例]「医者(イシャ)の不養生、坊主の不信心、昔よりして然り」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ことわざを知る辞典 「医者の不養生」の解説 医者の不養生 患者に養生するように説く医者が、私生活では不摂生なことをしている。また、他人にはりっぱなことを教えながら、自分では実行しないことのたとえ。 [使用例] 紺屋の白袴、医者の不養生ということもあるが、物理の学徒らが日常お互いに自由に話し合う場合の用語には存外合理的でないものが多数にあって[寺田寅彦*蛍光板|1935] [解説] 「儒者の不身持ち」や「坊主の不信心」など、類義のことわざとともに用いられることもあります。 〔英語〕Physician, heal thyself.(医者よ、自らを癒せ) 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報 Sponserd by
とっさの日本語便利帳 「医者の不養生」の解説 医者の不養生 人には養生を説きながら、医者自身は体を大事にしない。転じて、立派なことをいいながら実行が伴わないたとえ。「坊主の不信心」とも。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by