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南太平洋フォーラム みなみたいへいようフォーラム

百科事典マイペディアの解説

南太平洋フォーラム【みなみたいへいようフォーラム】

South Pacific Forum。南太平洋の独立国家および自治政府の首脳会議。南太平洋諸国会議とも。旧宗主国主導の南太平洋委員会に対して,島嶼国の主体性を堅持し,結束を図ることを目的として1971年創設された。ムルロア環礁での核実験や日本の核廃棄物海洋投棄計画への抗議,仏領ニューカレドニアへの独立支援声明を出すなど,政治討議が中心課題となることが多いが,本来は域内の経済発展の追求に主眼をおく。その後,ミクロネシア連邦など北太平洋諸国も参加,2000年11月,太平洋諸島フォーラムPacific Islands Forum(略称PIF)と改称。現構成国は16(ほかにニューカレドニア,東ティモールがオブザーバー)。事務局はフィジースバ
→関連項目オセアニア非核独立太平洋会議マララロトンガ[島]ラロトンガ条約

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世界大百科事典 第2版の解説

みなみたいへいようフォーラム【南太平洋フォーラム South Pacific Forum】

1971年にフィジーのカミセセ・マラ首相の提唱で結成された南太平洋の独立国による協議機関。南太平洋の島嶼国サミットともいえる。旧宗主国主導の南太平洋委員会(太平洋共同体)に対し,島嶼国側の主体性を堅持し,結束を図ることが目的で,域内国としてオーストラリア,ニュージーランドものちに加盟した。現在の構成国は14ヵ国,2自治政府。ムルロア環礁でのフランスの核実験や日本の核廃棄物海洋投棄計画を非難したり,フランス領ニューカレドニアの独立支援声明を出すなど,政治討議が重要な課題になることが多いが,本来のねらいは域内間の経済協力を強化・発展させ,共通利益を追求することにある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

南太平洋フォーラム
みなみたいへいようふぉーらむ
South Pacific Forum

太平洋諸島フォーラムの旧称。略称SPF。南太平洋諸国会議ともよばれた。南太平洋地域にイギリス連邦系の独立国が増加したため、これら新興諸国間の政治問題を協議する機構として1971年に創設された。2000年10月、太平洋諸島フォーラム(PIF)に名称変更。[編集部]

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世界大百科事典内の南太平洋フォーラムの言及

【オセアニア】より

…フィジー,パプア・ニューギニアは,中進国あるいは資源国として,地域のリーダー国の位置を占め,太平洋ブロックとして,国際政治上の発言力を持とうとしている。オーストラリア,ニュージーランドも加盟している南太平洋フォーラムは,漁業専管水域200カイリ問題や,フランスの核実験反対で共同行動をとっている。しかし財政が豊かでなく人材不足のため,キリバス,ツバル,トンガの3ヵ国は国連に加盟していない。…

※「南太平洋フォーラム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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