南田洋子(読み)みなみだようこ

百科事典マイペディアの解説

南田洋子【みなみだようこ】

女優。東京都生れ。本名加藤洋子,旧姓北田。文化学院文学科卒業。1951年に大映ニューフェースとして入り,翌1952年に映画《美女と盗賊》でデビュー。1953年には同期の若尾文子と共演した《十代の性典》で売春する女子高生を演じて注目を集めた。1955年に日活(現,にっかつ)に移籍。1956年には自ら映画化を進言した《太陽の季節》で長門裕之と主役を演じ,二人は日活の看板スターとなった。1961年に長門と結婚。この後,〈おしどり夫婦〉として知られた。映画だけでなくテレビ出演も多く,音楽番組《ミュージックフェア》では1965年から1981年まで長門と二人で司会を務めた。1998年に出版された《介護のあのとき》は,長門の父である俳優の沢村国太郎を介護した際の経験を綴ったもの。晩年は認知症の症状が出始め,2006年に芸能活動を休止。2009年5月には介護を行った長門の著書《待ってくれ,洋子》が出版され話題となったが,同年10月に死去した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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