南陽[市](読み)なんよう

百科事典マイペディア「南陽[市]」の解説

南陽[市]【なんよう】

山形県南部,米沢盆地北部と吉野川流域の山地を占める市。1967年市制。赤湯温泉(含硫化水素土類泉,60℃)を中心とする温泉町の赤湯,渓口集落宮内市街が発達。奥羽本線(山形新幹線)が通じ山形鉄道フラワー長井線分岐。良質のブドウ,サクランボ大産地で,ハクサイ多産。宮内では古くから生糸を産する。観光果樹園や,ハングライダー基地もあって,観光客を集めている。東日本大震災で,市内において被害が発生。160.52km2。3万3658人(2010)。

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世界大百科事典 第2版「南陽[市]」の解説

なんよう【南陽[市]】

山形県南東部の市。1967年宮内・赤湯両町と和郷村が合体,市制。人口3万6810(1995)。米沢盆地の北東端に位置する。北部は白鷹丘陵に属し,南部は吉野川の開析扇状地に続く最上川の沖積地が広がり,その東部に白竜湖をたたえる大谷地(おおやち)といわれる泥炭湿地帯がある。縄文・弥生時代の遺跡や,稲荷森古墳(史)などの古墳が残されている。大谷地の開発は江戸初期から始められたが,腰までつかる湿田の農作業は難渋をきわめた。

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