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米沢盆地 よねざわぼんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

米沢盆地
よねざわぼんち

山形県南東部にある盆地。広義には北部の長井盆地も含み,かつて置賜盆地といわれた。面積約 250km2。東は豪士山 (1022m) 断層崖,西は笹野山 (660m) 断層崖によって境され,北に広いほぼ菱形の形状をなす。南部は吾妻連峰および飯豊山地より流出する最上川の上流松川と白川の形成する複合扇状地,北部には白鷹丘陵から流れる吉野川の扇状地が発達。扇状地の間には置賜湖底沖積地があり,北東端にその名残りの白竜湖などの湖沼や湿田地帯がある。盆地東部の高畠町ではセイヨウナシ,北部山麓ではブドウ栽培が盛ん。中心は米沢市

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百科事典マイペディアの解説

米沢盆地【よねざわぼんち】

山形県南部,最上川上流の断層盆地。置賜(おきたま)盆地とも。南北24kmの菱形をなし,南半部は鬼面(おもの)川や松川(最上川の上流部)の,北部は吉野川の扇状地が発達,その間に泥炭地の低湿地帯がある。盆地内の大半は水田地帯をなすが,北東斜面にはブドウ園,南西部にはリンゴ園が広がる。中心は米沢市。
→関連項目川西[町]高畠[町]南陽[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

よねざわぼんち【米沢盆地】

山形県南部,米沢市,南陽市を中心に西置賜(にしおきたま)郡飯豊(いいで)町,東置賜郡川西町高畠町にかけて広がる盆地。置賜盆地ともいう。南北約24km,東西7~18kmでひし形に近く,西を笹野山断層崖,東をやや不明瞭な豪土(ごうど)山断層崖で限られ,中央部が陥没して形成された構造盆地である。南部は吾妻連峰を源流とする羽黒川,松川,鬼面(おもの)川などの諸河川,東部は奥羽山脈から流下する屋代川,和田川,北部は白鷹丘陵から南流する吉野川によって運ばれた砂礫の堆積によって盆地床ができた。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔山形県〕米沢盆地(よねざわぼんち)


山形県南部、最上(もがみ)川上流域にある盆地。朝日(あさひ)山地・飯豊(いいで)山地・奥羽(おうう)山脈に囲まれ、ほぼ菱形(ひしがた)をなす。中心は米沢市。置賜(おきたま)盆地とも。吉野(よしの)川・松(まつ)川(最上川源流)・鬼面(おもの)川など諸河川の扇状地が発達。北部の南陽(なんよう)市の白竜(はくりゅう)湖周辺は大谷地(おおやち)とよばれる泥炭湿地帯。稲作のほか、ブドウ・ナシ・リンゴの果樹栽培が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

米沢盆地
よねざわぼんち

山形県南部にある盆地。南北24キロメートル、東西7~18キロメートル。南部の吾妻(あづま)山を源流とする松川や鬼面(おもの)川、東部の奥羽山脈から流下する屋代(やしろ)川、和田川、白鷹(しらたか)丘陵から南流する吉野川などが運び込んだ砂礫(されき)の堆積(たいせき)した堆積盆地。周辺部にはこれらの河川の扇状地が形成され、盆地中央を松川が北流、諸河川を合流して眺(ながめ)山、伊佐沢(いさざわ)両丘陵間を抜け、長井盆地に入り最上(もがみ)川となる。盆地床は水田が多く、周辺丘陵地はブドウ、リンゴなど果樹栽培が盛ん。盆地の中心は米沢市と南陽市。なお、この盆地は断層の陥没によって生じた湖が干上がってできたものといわれ、盆地北部の白竜(はくりゅう)湖(南陽市)はかつての湖盆の残存湖といわれる。[中川 重]

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