コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

博多どんたく はかたどんたく

5件 の用語解説(博多どんたくの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

博多どんたく
はかたどんたく

福岡県福岡市で毎年 5月3,4日に行なわれている市民の祭り。正式名称は博多どんたく港まつり。「どんたく」はオランダ語日曜日を意味する zondagからきているといわれる。1947年5月24日に福岡商工会議所が中心となって始めた祭りが拡大し,1962年に市民総参加の祭りとなったもので,博多松囃子と市民各団体・グループによる自動車を飾りつけた山車や踊り・鼓笛などの一大パレードからなる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵2015の解説

博多どんたく

福岡県福岡市で毎年5月3日、4日の2日間に開催される祭り。動員数は毎回200万人以上で、博多三大祭りの1つ。また、青森県弘前市の「弘前さくらまつり」、広島県広島市の「ひろしまフラワーフェスティバル」のように、都市祭りとして国内最大級の動員数を誇る。「どんたく」の名称は、オランダ語のZondag(休日)が語源だと言われている。
祭りでは、仮装した人々がシャモジをたたいて練り歩き、街中に作られた舞台や広場で踊りを披露する。また、ミッキーマウス芸能人など、有名人がお祝いに参加する時もある。各種団体や企業、学校、他都市からの観光PR団体、有志の集まりなどによる「どんたく隊」と呼ばれる様々なグループが披露する演舞、ミス福岡の選出、招待歌手のステージなども行われる。松囃子を先頭にしたパレードや、福岡県警音楽隊、花自動車隊などのパレードも見所となっている。
花自動車は電飾などの装飾を施したトラックで、西鉄バスが実施。以前は西鉄福岡市内線で祭りの日に花電車を運行していたが、1975年、福岡市内線の大幅な廃止によって中止となり、78年から花自動車として復活した。花自動車の装飾のテーマは、アニメおとぎ話、その年に福岡で開催される行事など、旬の話題から選ばれている。パレードは路上で自由に見ることができるが、有料の桟敷席から見ることもできる。最終日には夜にフィナーレがあり、飛び入り参加ができる「総おどり」が行われる。49回目となる2010年の祭りでは、市内約30カ所に設置された舞台で、2日間でのべ約440団体、約1万3千人が踊りや歌などを披露し、どんたく広場で約210団体、約2万人が趣向を凝らした華やかなパレードを繰り広げた。
祭りの始まりは1179(治承3)年と言われ、貝原益軒著『筑前国続風土記』に記されている「博多松囃子」を起源としている。もとは領主への年賀の祝い行事として行われていたものを、博多町人ならではの感覚で発展させてきた祭り。松囃子は明治時代に一時禁止されたが、1879(明治12)年に再開。この頃から「博多どんたく」と呼ばれるようになった。戦時中に一時中断されたが、1946(昭和21)年にどんたくの復興を祈り、紙のハッピ・タッツケで松囃子をスタートさせ復活した。49年には新憲法発布を祝って、開催日が5月3日、4日と定められた。博多松囃子は国選択無形民俗文化財となっている。

(富岡亜紀子  ライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

はかた‐ドンタク【博多どんたく】

福岡市の年中行事。正月の松囃子(まつばやし)に始まるが、現在は港祭りを統合して5月3~4日に行われる。福神・大黒などの練り物が出て古風な唱え言をするほか、さまざまな芸能が行われる。→ドンタク

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラスの解説

博多どんたく

福岡県、株式会社天盃が製造する麦焼酎。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

博多どんたく
はかたどんたく

5月3、4日に福岡市で行われる祭り。ドンタクはオランダ語zondagからきた語で日曜日、転じて休日の意。博多の町(福岡市博多区)に行われた小(こ)正月の松囃子(まつばやし)がもとであるが、期日はしばしば改変し、1949年(昭和24)から憲法記念日以後2日間になった。いまは「松囃子どんたく港祭り」といって博多三大行事の一つ。松囃子は中世京都では盛んな行事で、年頭に地下(じげ)の百姓や町人が領主や旦那(だんな)の邸内に練り込んで祝言を述べた。博多でも江戸時代には福神、えびす、大黒(だいこく)、稚児(ちご)などの仮装行列が福岡城内に繰り込んでいた。現在は行列がにぎやかに市中を巡り、全市をあげてのレクリエーションの機会になっている。[井之口章次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

博多どんたくの関連キーワード福岡県福岡市西区今津福岡県福岡市早良区内野福岡県福岡市西区小戸福岡県福岡市東区勝馬福岡県福岡市西区小田福岡県福岡市博多区千代福岡県福岡市西区徳永福岡県福岡市西区能古福岡県福岡市東区弘福岡県福岡市西区横浜

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

博多どんたくの関連情報