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友引 ともびき

大辞林 第三版の解説

ともびき【友引】

陰陽道おんようどうで、凶禍が友人に及ぶとする方角。友引方。
六曜の一。何をしても勝負がつかないとする日。朝晩は吉、昼は凶だが、のち、と混同されこの日に葬式を出すことを忌むようになった。友引日にち

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デジタル大辞泉の解説

とも‐びき【友引】

暦注六曜の一。なにごとをしても勝ち負けがないといわれる日。この日に葬式を出すと、他人の死をさそうといって嫌う。友引日。

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百科事典マイペディアの解説

友引【ともびき】

六曜の一つ。陰陽家では相引で,勝負のない日とする。後世,この日に葬式を出すと友を引くとして忌む。旧暦1・7月の2,8,14,20,26日,2・8月の1,7,13,19,25日,3・9月の6,12,18,24,晦日,4・10月の5,11,17,23,29日,5・11月の4,10,16,22,28日,6・12月の3,9,15,21,27日。
→関連項目厄日

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葬儀辞典の解説

友引

中国の暦法の六曜のひとつ。本来の意味は、「勝負がつかない」ですが、日本では、「友を引く」という言葉のため、この日に葬儀を行うことを嫌います。

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世界大百科事典 第2版の解説

ともびき【友引】

六曜の一つで,友引にあたる日は午前中・夕刻・夜は吉だが,昼は凶とされる。友を引くという名称から,文字に則して縁起を担ぎ,この日に葬儀を行うことを忌む。六曜は,先勝,友引,先負,仏滅,大安,赤口の6星を,順番どおり,旧暦各月の朔日に配当するもので,友引は先勝と先負の間にあって,〈相友引きとて勝負なし〉という意味だとされている。葬儀を忌む風習は,江戸時代末期に六曜の考え方が浸透して以後生まれたらしい。六曜は室町時代初期に中国から伝わった時刻の占いであり,小六壬と呼ばれていたが,友引は当時は留連(りゆうれん)という名称であった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

友引
ともびき

友引日の略。六曜の一つ。中国の留連にあたる。日本の陰陽家が名づけた日で,この日には何をしても勝負がつかないとされている。朝夕はよし,正午悪しとされる。江戸時代末期頃からその字面によって,その日に葬式をするのは忌まれることになり,その迷信が現在でも火葬場の休業日などに残存している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

友引
ともびき

六曜日の一つ。旧暦1月と7月の2・8・14・20・26日、2月と8月の1・7・13・19・25日、3月と9月の6・12・18・24・30日、4月と10月の5・11・17・23・29日、5月と11月の4・10・16・22・28日、6月と12月の3・9・15・21・27日。陰陽道(おんみょうどう)で勝負なしの運勢。朝晩は吉で昼は凶。日本ではこれを「友を引く」意味に受け止め、婚礼はとくに忌まないが、葬儀や火葬を避ける人がいまも多い。[井之口章次]

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世界大百科事典内の友引の言及

【厄】より

…時間の次元では厄日,厄月,厄年があり,空間的には厄の生ずるという場所があるが,厄をもたらすという神も考えられており,それらを避けるための呪的方法が多く生み出されている。 厄日には暦にもとづく陰陽道によるものが多く,外出を忌む坎日(かんにち),葬式を忌む友引(ともびき),家屋の建築や旅立ちを忌む三隣亡(さんりんぼう),種まきや植樹を忌む不熟日(ふじゆくにち)・地火(じか)の日などがよく知られているが,二百十日とか二百二十日を厄日とする所も多い。また,新潟県西頸城郡のように旧暦2月9日を厄日といって,山の神が山を回る日だからそこへ入るとけがをするというように,全国的に山の神の日を厄日としている。…

【六曜】より

…暦注の一種で,日の吉凶をみるのに使われる。六曜星の略で,六輝ともいい,先勝(せんしよう∥せんかち),友引(ともびき),先負(せんぶ∥せんまけ),仏滅(ぶつめつ),大安(たいあん),赤口(しやつく∥しやつこう)の6星を,順番どおり旧暦各月の朔日に配当し,正月・7月は先勝,2月・8月は友引,3月・9月は先負,4月・10月は仏滅,5月・11月は大安,6月・12月は赤口として,2日以下は六曜の順序に従って機械的に充当する。起源は,中国唐代の暦算学者,李淳風の《六壬時課(ろくじんじか)》とされ,日本には室町時代初期ごろに伝わり,小六壬(しようろくじん)といわれ,大安,留連(りゆうれん),速喜(そくき),赤口,将吉,空亡(くうぼう)の六つで時刻の占いであった。…

※「友引」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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