口和(読み)くちわ

百科事典マイペディア 「口和」の意味・わかりやすい解説

口和[町]【くちわ】

広島県北部,中国山地中の比婆(ひば)郡の旧町。米作を行うほか,和牛飼育が盛ん。植林が進み,木材の産も多い。戦国時代毛利氏尼子氏古戦場。2005年3月甲奴郡総領町,比婆郡西城町,東城町,高野町,比和町と庄原市へ編入。110.13km2。2676人(2003)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「口和」の意味・わかりやすい解説

口和
くちわ

広島県北東部、比婆郡(ひばぐん)にあった旧町名(口和町(ちょう))。現在は庄原市(しょうばらし)の一地区。旧口和町は1960年(昭和35)町制施行。2005年(平成17)庄原市に合併。三次(みよし)市の中心市街地からバスで40分の距離にある。中国脊梁(せきりょう)山地中の山間地域で、西条川の支流宮内川や竹地谷(たけちたに)川が南流し、その沿岸にわずかに耕地が開ける。米作のほかに和牛飼育やシイタケ栽培、林業などが行われる。旧町域北部の金尾原(かなおはら)にはろう石採取場がある。

[北川建次]

『『口和町誌』(2000・口和町)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「口和」の意味・わかりやすい解説

口和
くちわ

広島県北東部,庄原市西部の旧町域。中国山地にある。 1960年町制。 2005年庄原市,総領町,西城町,東城町,高野町,比和町の1市5町と合体して庄原市となった。西城川の支流萩川と湯木川の流域にあり,広大な森林に包まれる。林業のほか,米作と和牛飼育も行なわれる。

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改訂新版 世界大百科事典 「口和」の意味・わかりやすい解説

口和 (くちわ)

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