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名田荘 なたのしょう

百科事典マイペディアの解説

名田荘【なたのしょう】

若狭国遠敷(おにゅう)郡の荘園。現在の福井県名田庄(なたしょう)村(現・おおい町)の南川流域一帯と下流の小浜(おばま)市の中名田・口名田の地域を占めた。平安末期に盛信の私領であった名田郷を前身とする。

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世界大百科事典 第2版の解説

なたのしょう【名田荘】

若狭国遠敷(おにゆう)郡の荘園。現福井県遠敷郡名田庄村と小浜市中名田,口名田の地域にあった。平安末期に盛信入道の所領であった名田郷が前身。1168年(仁安3)相博(交換)により伊予内侍(藤原基房妻)が取得,ほどなく蓮華王院を本家と仰ぎ荘号を名のることとなったらしい。上・下両荘に分かれ,上荘は上村・坂本・中村・下村,下荘は知見・三重・田村の各村から成っていた。伊予内侍ののち,領家職は娘の大姫御前,その子藤原実忠,実忠外孫実盛へと伝えられ,以後ほとんど村ごとにきわめて複雑な伝領の経過を示したが,やがて14世紀半ばから後期に至り,それらの大部分は大徳寺の徳禅寺徹翁義亨に伝えられた。

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