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名義貸し メイギガシ

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デジタル大辞泉の解説

めいぎ‐がし【名義貸し】

他者の取引に際し、自分の氏名や商号を貸して契約させること。また、弁護士税理士タクシー事業者など、資格や国の許可が必要な業務をしている人や事業者が、その資格のない人や会社に申請や登録などの際に名前だけを貸す行為。弁護士税理士・タクシー事業者の名義貸し公益を害するおそれがあり、違法行為とされる。

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大辞林 第三版の解説

めいぎがし【名義貸し】

自分の名義を他人の財産や権利のために貸すこと。
自己の名前は出したくない顧客(特に大口投資家)のために、証券会社が名義だけを貸すこと。原則的に禁止されている。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

名義貸し
めいぎがし

他人と第三者が取引する際に、自分の氏名や商号、免許などを貸し、登録や契約、営業などをさせること。借金やクレジットカードの契約をはじめ、国家資格や事業資格などにかかわるさまざまな名義貸し行為がある。医師や弁護士、建築士、不動産業者、証券などの名義をめぐってこれまで多くの事件が起こっている。名義貸しは違法となることがほとんどで、たとえば宅地建物取引業の資格のない者が名義を借りて営業した場合、無免許事業の禁止規定宅地建物取引業法第12条第1項)に抵触し、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはその両方が科せられる。
 消費者金融やクレジットカード契約における名義貸しの問題が後を絶たず、詐欺行為などの被害に至るケースも少なくない。2012年(平成24)10月には、クレジットカード会社と加盟店契約を結んだ飲食店が風俗店に名義貸しをする事件が起きた。通常はカード加盟契約を結ぶことができない性風俗店に名義を貸し、その店の客の決済時に通常の2割増しの料金が請求されていた。調査が進むと、このカード決済によって得た少なくとも1億円以上の不当な利益が、暴力団資金となっていたことがわかり、暴力団の大物組員の逮捕に至った。この事件は解決をみたが、手口自体は、カード会社も利用された伝票上では名義貸しの実態を把握できないため、解決はむずかしいとされている。この事件以降も、具体的な防止策は講じられていない。[編集部]

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