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味蕾 みらい taste buds

7件 の用語解説(味蕾の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

味蕾
みらい
taste buds

舌乳頭中に多数存在する味覚受容器で,花の蕾 (つぼみ) 状の構造をしている。味細胞とこれを支持する細胞,基底細胞から成り,味細胞が味覚刺激を受容する。

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デジタル大辞泉の解説

み‐らい【味×蕾】

脊椎動物の味覚器。主に舌の粘膜の乳頭に分布する、花の蕾(つぼみ)状の器官。頂部の小孔から味の刺激を受け、味覚神経に伝える。味覚芽。

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百科事典マイペディアの解説

味蕾【みらい】

脊椎動物の味覚器。魚類では体表にまで分布するが,その他の脊椎動物では口腔内に限られ,口腔粘膜ことに舌乳頭に存在する。粘膜上皮の間にはさまれた蕾(つぼみ)状の小体で,味細胞と支持細胞の2種の細長い細胞からなり,その一端にある味孔という小孔で粘膜表面に開口する。
→関連項目ヒメジ味覚障害

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栄養・生化学辞典の解説

味蕾

 脊椎動物の味覚受容器.小体で紡錘形の味細胞と支持細胞でできている.味細胞はその一部を口腔に出しており,味物質を感じる.

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世界大百科事典 第2版の解説

みらい【味蕾 taste bud】

味蕾は脊椎動物で特殊に形成された化学受容器の一つで,その形が花のつぼみに似るところからこの名がつけられた。その感覚(味覚)は延髄へ伝えられる。味蕾には味細胞があり,その先端の突起が受容の場所とされている。味細胞には味神経の末端がシナプスをつくっている。魚類,両生類では味細胞と基底細胞があり,味蕾の先端は口腔粘膜から突出する(図1)。哺乳類では3型の味細胞と基底細胞があり,先端は口腔粘膜にある小孔の中にかくれている。

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大辞林 第三版の解説

みらい【味蕾】

脊椎動物の味覚の受容器。主に舌の上面に存在。味細胞と支持細胞からなる花の蕾つぼみ状の微小な器官。ヒトでは約一万個あるといわれ、甘・酸・苦・塩の味をそれぞれ別個の味蕾が受容する。味覚芽。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

味蕾
みらい
taste bud

味覚芽(みかくが)ともいう。味覚の感覚器で、その中には味受容器である味細胞が含まれる。味蕾は、脊椎(せきつい)動物では一般に口腔(こうくう)内の舌、軟口蓋(なんこうがい)、咽頭(いんとう)および喉頭(こうとう)にみられるが、魚類では体表やひげにもみられる。哺乳(ほにゅう)動物では、味蕾の約80%は舌表面に散在する茸状(じじょう)(きのこ状)乳頭(ヒトでは舌の前3分の2に約100個ある)、葉状(ようじょう)乳頭(舌の後部各側縁に1個ある)および有郭乳頭(舌の後部に10個ほど存在する)内に分布する。成人では口腔全体で4000~5000個の味蕾があるといわれる。また、ヒトの場合、味蕾は茸状乳頭に数個、葉状乳頭に約500個、有郭乳頭に約200個含まれる。味蕾は形態が花の蕾(つぼみ)状で、大きさは長径70マイクロメートル、短径50マイクロメートルほどである。味蕾中には数十個の細胞が含まれ、味細胞、支持細胞、基底細胞などに区別される。味蕾の頂上には味孔があり、そこを介して味物質が味細胞を刺激する。味細胞の興奮は、鼓索(こさく)神経や舌咽(ぜついん)神経などに含まれる味覚神経線維に伝達される。味細胞の寿命は約10日であり、次々と新しい細胞と入れ替わる。[佐藤俊英]

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世界大百科事典内の味蕾の言及

【味覚】より

…味覚円板には味細胞と支持細胞があり,前者は舌咽神経が支配する。魚では口腔内の舌や口蓋のほかに顔面にも受容器の味蕾(みらい)taste budがあり,おもに顔面神経の枝で支配する。哺乳類でも味覚の受容器は味蕾で,上では乳頭(糸状乳頭,たけのこ状乳頭,有郭乳頭,葉状乳頭などの区分がある)上のほか,口蓋の上皮中に存在する。…

【舌】より

…表面が角化していないため二次乳頭中の血管が透けて赤みを帯びて見える。子どもでは味覚をつかさどる味蕾(みらい)が存在していることがある。(3)有郭乳頭 舌分界溝の前に1列に並んで8~15個みられる。…

【味覚】より

…味覚円板には味細胞と支持細胞があり,前者は舌咽神経が支配する。魚では口腔内の舌や口蓋のほかに顔面にも受容器の味蕾(みらい)taste budがあり,おもに顔面神経の枝で支配する。哺乳類でも味覚の受容器は味蕾で,上では乳頭(糸状乳頭,たけのこ状乳頭,有郭乳頭,葉状乳頭などの区分がある)上のほか,口蓋の上皮中に存在する。…

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