コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

品井沼 しないぬま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

品井沼
しないぬま

宮城県中部,松島町の北部,JR東北本線品井沼駅の北西に,東西約 6.5km,南北約 3kmにわたって広がる吉田川下流のかつての沼で,鳴瀬川の逆水による逆デルタがあった。明暦年間 (1655~58) から昭和 10年代までかかって干拓されたところ。現在は水田単作地帯。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

品井沼
しないぬま

宮城県中部の宮城(仙台市)、志田(しだ)(大崎市)、黒川の3郡にかけてあった東西6.5キロメートル、南北3キロメートルの湖沼。かつては鳴瀬川支流の吉田川が沼を貫通し、増水時には鳴瀬川の水が逆流して洪水が続いたため、仙台藩により干拓と洪水防止事業が開始された。1693年(元禄6)には全長7キロメートルに及ぶ排水路(元禄(げんろく)穴川)が開削、その後の改修工事で600ヘクタールの水田が開かれた。1910年(明治43)新排水路(明治穴川)開削、1940年(昭和15)には吉田川を沼から切り離す新吉田川の開削が行われ干拓事業は完成し、沼は一望の水田と化した。[境田清隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

品井沼の関連情報