デジタル大辞泉 「商量」の意味・読み・例文・類語 しょう‐りょう〔シヤウリヤウ〕【商量】 [名](スル)いろいろ考えて推しはかること。「あらゆる返事は、…相手と自分を―して、臨機に湧いて来るのが」〈漱石・それから〉[類語]考慮・勘案・考察・考え・勘定・顧慮・熟慮・熟考・考量・思量・省察・思慮・長考・深慮・千慮・千思万考・再考・叡慮・一考・愚考 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「商量」の意味・読み・例文・類語 しょう‐りょうシャウリャウ【商量】 〘 名詞 〙① 事の由来、すべき方法、事の善悪などをあれこれと考えること。[初出の実例]「其身材強幹湏レ堪二時務一者、国司商量充二使之一」(出典:続日本紀‐慶雲元年(704)六月己未)「万事を商量(シャウリャウ)するものは一本調子の人を羨ましがる」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一四)[その他の文献]〔品字箋〕② 相談すること。相談して考えること。[初出の実例]「庭時読二棱伽経一、指二其疑処一、与レ余商量者数段、余略解レ之」(出典:空華日用工夫略集‐至徳二年(1385)正月九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例