国元(読み)クニモト

デジタル大辞泉 「国元」の意味・読み・例文・類語

くに‐もと【国元/国許】

その人の郷里故郷。「―の母からの便り」
大名領地本国
[類語]故郷郷里ふるさと郷土田舎在所郷党郷国郷関家郷故山生地生国生まれ故郷地元出生地出身地墳墓の地

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精選版 日本国語大辞典 「国元」の意味・読み・例文・類語

くに‐もと【国元・国許】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 本国。領国主君の領地。
    1. [初出の実例]「そせうことごとくあんどし、おいとまを下れた程に国本へくだるいとまごひに参った」(出典:虎明本狂言・墨塗(室町末‐近世初))
  3. 生国(しょうごく)。故郷。郷里。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「我等は国元(モト)ぜいばかりなれば大夫でなくば望みなし」(出典浮世草子好色一代女(1686)二)

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