国手(読み)コクシュ

デジタル大辞泉 「国手」の意味・読み・例文・類語

こく‐しゅ【国手】

《国を医する名手の意》名医。また、医師を敬っていう語。
囲碁名人
[類語]医師医者医家ドクタードクトルホームドクター女医名医藪医者侍医主治医船医軍医学校医町医者開業医内科医外科医眼科医目医者歯科医歯科医師歯医者獣医御典医

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精選版 日本国語大辞典 「国手」の意味・読み・例文・類語

こく‐しゅ【国手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 国を医する名手の意 ) 名医。また、医師を敬っていう語。国医
    1. [初出の実例]「世間の医者を、病家で謗り、無双の国手(コクシュ)典薬頭かと見違る仕掛」(出典談義本・教訓雑長持(1752)二)
  3. すぐれた名人。特に囲碁の名人。〔裴説‐棋詩〕

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普及版 字通 「国手」の読み・字形・画数・意味

【国手】こくしゆ

国政にすぐれた人。また一国技能のすぐれた人。詩・書・医・棋すべての分野にいう。〔唐詩紀事、六十五、裴説〕棊に云ふ、十九條の路 言ふ、なるも(けんぎ)なりと 人心は算する處無し 國手も(しゆ)する(敗北する)時

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