デジタル大辞泉
「地道」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ち‐どう‥ダウ【地道】
- 〘 名詞 〙
- ① 大地にそなわる性質、または法則。
- [初出の実例]「故其暁レ道受レ教。不三啻若二地道之敏レ樹一」(出典:童子問(1707)上)
- [その他の文献]〔易経‐繋辞下〕
- ② 地下に設けた道路。地下道。
- [初出の実例]「茲に歳ありて都て風情を穿つや地道(チダウ)の如く、流行に疾こと伝信機の音便を待たず」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一一)
- [その他の文献]〔後漢書‐袁紹伝〕
- ③ ( 形動 ) ( 馬を並み足で進ませる意の馬術用語から ) 手堅く着実なこと。また、そのさま。じみち。
- [初出の実例]「人は地道(チダウ)なるこそよけれ」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)八)
- ④ 地球が運行する道。地球の軌道。
- [初出の実例]「地道の橢円を知り新行星を発明する等」(出典:明六雑誌‐一三号(1874)想像論〈津田真道〉)
じ‐みちヂ‥【地道】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 形動 ) 静かに歩くこと。ふつうの速度で歩くこと。特に、馬術で、馬をふつうの速度で進ませること。また、そのさま。緩歩。なみ足。褻道(けみち)。地乗り。⇔早道(はやみち)。
- [初出の実例]「ちみちと、今人のよくいふ言葉也。けみちといふべし」(出典:弓張記(1450‐1500頃か))
- 「落延てからは地道の膝栗毛」(出典:俳諧・広原海(1703)八)
- ② ( 形動 ) 手堅く着実なこと。かけひきなく堅実なこと。じみでまじめなこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「地道(ヂミチ)の奉公に出さんとすれば針手が利かず」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)三)
- 「知らぬ呉服商売より、やっぱり知った盗するが地道じゃわい」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)五)
- ③ 地下につくった道。地下道。ちどう。
- [初出の実例]「地道(ヂミチ)の事」(出典:軍法極秘伝書(1579頃か)五(古事類苑・兵事一四))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の地道の言及
【城攻め】より
…城壁の高さは5~8mであったから,まず距闉(きよいん)と呼ぶ,城壁より高い土山を作り,城内を俯瞰(ふかん)し,攻撃の指揮をすると同時に,火矢や弩(ど)石をここから発射もする。一方,地道と呼ぶトンネルを掘って城内に通じさせたり,付近の河川をひいて水攻めにするのも常套手段である。攻城法がかなり進んだ宋代,《武経総要》にのせる地道は次のようにして掘られた。…
※「地道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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