着着(読み)チャクチャク

デジタル大辞泉 「着着」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐ちゃく【着着】

[副]仕事などが次々と順序よくはかどるさま。「準備着着(と)進められる」
[類語]ひたひた段段次第に次第次第に徐徐に追い追い漸次ぜんじ歩一歩・一歩一歩・日に日に日増しにようや年年ねんねん地道堅実着実堅気こつこつまずたゆまずはかばかしい円滑スムーズすいすいとんとん拍子順調快調好調淀みない淀みなく上首尾首尾良くとんとんすらすらみるみるずんずんぐんぐんどんどんはかどる見る見るずいとぐいとぐんぐんどんどんすらすらめきめき見る間にとんとんぐいぐいどしどしずんずんさっとさっさとっとと間髪をれず迅速速やか立ち所に即座即刻時を移さずすぐさま途端たちまち刻刻刻一刻時時刻刻矢継ぎ早波に乗る

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精選版 日本国語大辞典 「着着」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐ちゃく【着着】

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 物事が順序どおり手ぎわよくはかどるさま、また、手早く物事を進めるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「入り替りては、鼓(つづみ)をも『や、ていてい』と打て、蜻蛉(とうばう)返りなどにて、ちゃくちゃくとして、さと入也」(出典申楽談儀(1430)序)
    2. 「監物ほうどもてあぐみ、さあちゃくちゃくとはなさばはなせと、不承顔にて聞き居たる」(出典:浄瑠璃・烏帽子折(1690頃)四)
    3. 「着々(チャクチャク)歩を進めて居るだらう」(出典:非凡なる凡人(1903)〈国木田独歩〉上)

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