デジタル大辞泉
「大胆不敵」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
だいたん‐ふてき【大胆不敵】
〘名〙 (形動) ひじょうに大胆であること。大胆で敵するものがないこと。大胆で物に動じないこと。また、そのさま。
※玉塵抄(1563)
一二「人はけなげな者をば大胆不敵ものと云ぞ」
※火の点いた
煙草(1927)〈
横光利一〉「もしも
彼女が美しくないならば、かやうに度々、大胆不敵な
桃色の
封筒を出し得る筈がなかったからである」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
大胆不敵
度胸があって、まったく敵を恐れないこと。
[活用] ―な・―に・―だ。
[使用例] その床へもぐりこんで、盗人は、大胆不敵にも、一寝入りしていったものらしく[舟橋聖一*雪夫人絵図|1948~50]
[使用例] 大胆不敵に規律を破るほどの学生なら、その団体の風儀の悪いところを煮詰めたような澱を持っている[井伏鱒二*駅前旅館|1956~57]
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報