大胆不敵(読み)ダイタンフテキ

デジタル大辞泉 「大胆不敵」の意味・読み・例文・類語

だいたん‐ふてき【大胆不敵】

[名・形動]度胸があって、恐れを知らないこと。また、そのさま。「大胆不敵な面がまえ」
[類語]剛直不屈剛毅剛健堅固確固強固強靭タフ不退転不撓ふとう不屈堅忍不抜剛毅豪胆大胆不敵放胆豪放豪快磊落らいらく肝が据わる肝っ玉が据わる・腹が据わる・度胸が据わる

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精選版 日本国語大辞典 「大胆不敵」の意味・読み・例文・類語

だいたん‐ふてき【大胆不敵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひじょうに大胆であること。大胆で敵するものがないこと。大胆で物に動じないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「人はけなげな者をば大胆不敵ものと云ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一二)
    2. 「もしも彼女が美しくないならば、かやうに度々、大胆不敵な桃色の封筒を出し得る筈がなかったからである」(出典:火の点いた煙草(1927)〈横光利一〉)

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四字熟語を知る辞典 「大胆不敵」の解説

大胆不敵

度胸があって、まったく敵を恐れないこと。

[活用] ―な・―に・―だ。

[使用例] その床へもぐりこんで、盗人は、大胆不敵にも、一寝入りしていったものらしく[舟橋聖一雪夫人絵図|1948~50]

[使用例] 大胆不敵に規律を破るほどの学生なら、その団体風儀の悪いところを煮詰めたようなおりを持っている[井伏鱒二駅前旅館|1956~57]

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