デジタル大辞泉
「不退転」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふ‐たいてん【不退転】
- 〘 名詞 〙
- ① =ふたい(不退)①⇔退転。
- [初出の実例]「一生の間不退転の位を期して、阿閦仏の像を図絵し奉る事、一千躯也」(出典:今昔物語集(1120頃か)六)
- [その他の文献]〔無量寿経‐上〕
- ② =ふたい(不退)②
- [初出の実例]「毎月今日は、誰殿の方へ不退転(フタイテン)の御祈祷に参」(出典:雲形本狂言・布施無経(室町末‐近世初))
- ③ =ふたい(不退)③「不退転の決意」
- [初出の実例]「春雨や何彫る君の不退転」(出典:新傾向句集(1915)〈河東碧梧桐〉明治四〇年)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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