デジタル大辞泉
「堅忍不抜」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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けんにん‐ふばつ【堅忍不抜】
- 〘 名詞 〙 かたくこらえて心のぐらつかないこと。
- [初出の実例]「また勇気世を蓋ひ、堅忍不抜の志ある人なり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
- [その他の文献]〔蘇軾‐鼂錯論〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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堅忍不抜
意志がかたく、じっとこらえて心のぐらつかないこと。
[使用例] しかし日本の国民性はこの点にかけては堅忍不抜で、多勢とともにならずいぶんいい辛抱をする[柳田国男*雪国の春|1928]
[使用例] 私は堅忍不抜の愛などというものをからっきし持ち合わせていない。湧いたり消えたりの情の赴くまま、自分勝手の悦楽や、旅にほしいままに出向いてしまう[檀一雄*火宅の人|1975]
[解説] 「堅忍」は意志がかたく、耐え忍ぶこと。「不抜」はかたくて抜けない、確固として動じないこと。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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