豪放(読み)ゴウホウ

デジタル大辞泉 「豪放」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほう〔ガウハウ〕【豪放】

[名・形動]度量が大きく、大胆で、細かいことにこだわらないこと。また、そのさま。「豪放性格」「豪放磊落らいらく
[派生]ごうほうさ[名]
[類語]大胆不敵豪胆放胆剛直不屈剛毅剛健堅固確固強固強靭タフ不退転不撓ふとう不屈堅忍不抜大胆不敵豪快磊落らいらく肝が据わる肝っ玉が据わる・腹が据わる度胸が据わる・有望有為末頼もしい頼もしい心強い心丈夫気丈夫頼り甲斐安心大船に乗ったよう鬼に金棒広い寛闊かんかつ寛大寛容寛弘かんこう広量大様おおよう大らかおっとりさりげない何気ないそれとなくそれとなしに何心ない遠回し気軽い何とはなし鷹揚おうよう開豁かいかつ闊達太っ腹雅量大量悠揚悠然泰然泰然自若綽然しゃくぜん自若悠悠浩然堂堂正正堂堂毅然

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精選版 日本国語大辞典 「豪放」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほうガウハウ【豪放】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 性格が太っ腹で小事にこだわらないこと。豪胆で放逸なこと。また、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「山下は一見豪放に見えながら、実は、神経の細かい、うらみがましい人物で」(出典:地を潤すもの(1976)〈曾野綾子〉七)
    2. [その他の文献]〔北史‐張彜伝〕

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普及版 字通 「豪放」の読み・字形・画数・意味

【豪放】ごうほう(がうはう)

気象が大きく、ほしいまま。〔唐書、文芸中、李伝〕豪放、細行を治むること能はず。在にて賄謝(わいしや)し、畋游(でんいう)自ら肆(ほしいまま)にす。

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