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天保山 てんぽうざん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天保山
てんぽうざん

大阪市港区,安治川河口左岸にある小丘。天保2 (1831) 年に河口を浚渫,その土砂を積上げて築かれた。丘の上に灯を立てて出入港船舶の目印としたので,目印山とも呼ばれた。明治天皇観艦式を行なったときの碑があり,現在,一帯は天保山公園となっている。

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デジタル大辞泉の解説

てんぽう‐ざん【天保山】

大阪市港区、安治川(あじがわ)河口の小丘。高さ約4.5メートル。天保年間(1830~1844)に安治川改修の泥上げでできたもの。江戸時代は、目印山(めじるしやま)と称された。

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百科事典マイペディアの解説

天保山【てんぽうざん】

大阪市港区,安治川河口にあったかつての築山(4.5m)。天保年間(1830年―1844年)に安治川浚渫(しゅんせつ)の土砂を盛り上げ入船の目印としたのに由来。現在は地盤沈下のため平地となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

てんぽうざん【天保山】

大阪市港区築港3丁目,安治(あじ)川河口南岸にある天保山公園の小丘。標高7.1m。1831年(天保2),大坂湊の中心をなす安治川河口の波止場へ向かう航路の整備のため浚渫(しゆんせつ)された川の土砂を,西成(にしなり)郡八幡屋新田村地先に積み上げて周囲1.8kmの島と天保山が造成された。当時の標高は約18mであったが,その後の地盤沈下で現在の高さになった。四方の眺望がきく景勝地として大坂新名所となり,《天保山名所図会》は版を重ねた。

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大辞林 第三版の解説

てんぽうざん【天保山】

大阪市港区、安治川河口南岸にある小丘。1831年(天保2)、安治川浚渫しゆんせつの土砂をもって築き、灯台を設けて河口の標識とした。旧称、目印山。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天保山
てんぽうざん

大阪市西部、港区の安治(あじ)川左岸にある人工の山。1831年(天保2)ごろ、安治川の川ざらえの土砂を盛り上げてつくったもの。灯台が建てられ目印山とよばれた。現在は地盤沈下で低くなり、公園になっている。1868年(明治1)日本最初の観艦式を記念する明治天皇観艦之碑もある。天保山桟橋(さんばし)から発着した瀬戸内海航路は、内港の弁天埠頭(ふとう)、さらに南港に移った。天保山客船ターミナルには外航クルーズ客船が寄航する。[安井 司]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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