共同通信ニュース用語解説 「女川原発」の解説
女川原発
東北電力が宮城県女川町、石巻市に所有する全3基の沸騰水型軽水炉(BWR)。東日本大震災の震源に最も近い原発で、運転中や原子炉起動中だった3基は地震直後に自動停止した。襲来した高さ約13メートルの津波で海水が取水路から流入して2号機原子炉建屋地下が浸水したが、放射性物質の漏えいはなかった。1号機(52万4千キロワット)は2018年に廃炉が決定。原子力規制委員会の審査に合格した2号機(82万5千キロワット)は10月29日に再稼働した。東北電は3号機(82万5千キロワット)の審査申請を検討中だ。
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