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季節病 きせつびょう seasonal disease

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

季節病
きせつびょう
seasonal disease

特定の季節に多発する病気。寒い季節にかかりやすい病気としては,風邪,肺炎,気管炎,心臓疾患脳卒中などがあげられ,暑い季節にかかりやすい病気としては,赤痢,チフス,胃腸炎などがあげられる。

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デジタル大辞泉の解説

きせつ‐びょう〔‐ビヤウ〕【季節病】

季節の変化に伴って周期的に悪化したり多発したりする病気。神経痛・リウマチなどの慢性病や、春先に多い喘息(ぜんそく)、夏の食中毒など。

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世界大百科事典 第2版の解説

きせつびょう【季節病 seasonal disease】

特定の季節に発生率や死亡率の高くなる病気をいう。たとえば,肺炎,気管支炎は12~4月,赤痢は7~9月に多発する。病気に季節性が現れるのは,生理機能と病気に対する感受性,病原体や病原動物の活動状況,食物,生活様式などが季節によって異なるためと考えられている。病気の季節性を示すために発生率,死亡率などの年間分布を表または図にしたものを季節病カレンダーという(図)。季節病の現れ方は,地域によって異なり,また時代によっても異なる。

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大辞林 第三版の解説

きせつびょう【季節病】

特定の季節に多発する病気。夏の腸炎ビブリオ食中毒・日本脳炎、冬のインフルエンザなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

季節病
きせつびょう

季節の移り変わりに際して発病したり、症状が悪化する病気、また一定の季節に多発ないし流行をおこす病気が、季節病として取り扱われる。従来から冬のかぜ、肺炎、気管支炎などの呼吸器病、夏の腸チフスや赤痢などの消化器感染症などが代表的な季節病とされていたが、生活環境や衛生状態の改善などの変化に伴い、わが国では夏に発生のピークを示す病気は少なくなり、多くの病気が冬に目だつようになってきている。前述の呼吸器疾患のほか、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などである。
 季節病の成因に関連して、まず生体の諸機能が季節的な変動を示す事実があげられる。自然環境としての季節変化のなかで、もっとも重視されているのは気温の変化であり、それに対応する生体の反応、すなわち体温調節とそれに関連する生体の諸機能が問題となる。たとえば、冬の寒い時期には血圧は上昇の傾向を示すが、このような因子が心血管系の病気を誘発すると考えられる。
 多くの感染症でも流行に季節性が認められるが、この場合は生体への季節的影響のほかに、病原体に及ぼす季節の効果(気温や湿度など)や、感染経路に対しても日本脳炎を媒介するコガタアカイエカとか、水泳プールで広がる咽頭(いんとう)結膜熱などの場合のように、季節からの影響を考慮しなければならない。[加地正郎]
『寺脇保編『小児医学』11巻3号「気象病と季節病」(1978・医学書院)』

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世界大百科事典内の季節病の言及

【生気象学】より

…中国最古の医典の一つ《黄帝内経》や,ギリシアのヒッポクラテスの著書といわれるものの中に生気象学的な記載が多くみられる。 地球上のいろいろな場所,さまざまな高さにおける肉体的・精神的な状態の変化,身体諸機能の季節変動,日変化あるいは風土順化のほかに,気温,湿度,気流,気圧,放射線,イオン,大気中の各種エーロゾル物質などの気象要素と生体との関連,また,気象要素個々の影響ばかりでなく,それらの総観的な変動に伴う生体への影響,たとえば,気象の急速な変化によって引き起こされる気象病,季節に伴う疾病状況の変動を示す季節病などは,生気象学の主要な研究対象である。また人間の健康を維持・発展させる立場から,療養地,保養地における風景,植生,地誌的な諸要素の生体に与える好影響の研究も,重要な分野である。…

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