孤軍奮闘(読み)コグンフントウ

デジタル大辞泉 「孤軍奮闘」の意味・読み・例文・類語

こぐん‐ふんとう【孤軍奮闘】

[名](スル)援軍もなく孤立した中でよく戦うこと。また、だれの援助も受けずに一人で努力すること。
[類語]一人独り立ち独立独立独歩自活自立一本立ち独り歩き自力独力独歩専行独行一匹狼アウトサイダー異端者異分子

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精選版 日本国語大辞典 「孤軍奮闘」の意味・読み・例文・類語

こぐん‐ふんとう【孤軍奮闘】

  1. 〘 名詞 〙 孤立した少数軍勢でよく戦うこと。また、援助するものもない中で、ひとりで一所懸命に努力すること。
    1. [初出の実例]「私一人、孤軍奮闘の防禦戦を試みたものである」(出典:淋しい人(1950)〈檀一雄〉)

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四字熟語を知る辞典 「孤軍奮闘」の解説

孤軍奮闘

孤立した少数の軍勢でよく戦うこと。また、援助するものもない中で、ひとりで一所懸命に努力すること。

[活用] ―する。

[使用例] しかし、母を呼びに下りては、金さんの面目が失墜するだろうと思って、私一人、孤軍奮闘の防禦戦を試みたものである[檀一雄*淋しい人|1950]

[使用例] 昔はお母さんひとりが孤軍奮闘してたんだけど、今日では、お母さんの味方の方が多いの[丹羽文雄*幸福への距離|1951]

[解説] 「孤軍」は援軍と連絡が取れずに孤立した軍隊。「奮闘」は勇気をふるい、敵と戦うこと。

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