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富くじ(富籤) とみくじ

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世界大百科事典 第2版の解説

とみくじ【富くじ(富籤)】

主催者が多数のくじを販売し,売上げから手数料と取得分を差し引いた残りを抽選で当たったものに支払う賭博の一種。英語ではロッテリーlotteryといい,lot(くじ,運)の集合名詞である。くじは豊凶や勝敗を占うものとして古くから用いられ,現在でも裁判の陪審員の選出などにも利用されている。旧約聖書には神がモーセにくじで土地を分配することを命じた例(《民数記》26章)などが出てくる。古代ローマの皇帝アウグストゥスやネロは闘技場の観衆や収穫祭の参加者に札をまき,奴隷やサンダルが賞品として当たるくじ引を催したという。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の富くじ(富籤)の言及

【感応寺】より

…現在の山寺号に改称したのは,1833年(天保4)のことである。感応寺は江戸の富くじ興行で有名となり,湯島天神,目黒不動とともに江戸の三富と呼ばれた。また,当寺にあった五重塔は幸田露伴の《五重塔》のモデルとして知られる。…

【宝くじ(宝籤)】より

…正称は当せん金付証票。
【歴史】
 宝くじの前身は江戸時代に盛んに行われた富くじであるが,1868年(明治1)に明治政府により禁止された。復活したのは1945年7月の勝札(かちふだ)である。…

【賭博】より

…江戸時代の各藩の博奕取締りに必ず三笠付が含まれているので,全国に広まったことは確実である。 人口の集中した都市型賭博の典型的なものに富くじ(富突(とみつき))がある。富くじは主催者が大量の札を販売して金を得,その中より当り札(くじ)をつくり,購買者は当り札で高い倍率の金を受け取るしくみとなっている。…

【富久】より

…別名《富の久蔵》。幇間(ほうかん)の久蔵が酒で旦那をしくじり困っているときに,友だちにすすめられて歳末の富札(富くじ)を買う。札は松の百十番,当たるようにと神棚の大神宮様に拝んでから,そこに収めて寝てしまう。…

【谷中】より

…その中心をなした感応寺(天王寺)は応永年間(1394‐1428)の創建と伝えるが,3代将軍家光の代(1623‐51)に寺域を大拡張した。以来,毘沙門天をまつる巨刹として知られることとなったが,富くじ興業の勧進元としても有名で,のちに湯島天神,目黒不動とともに〈江戸の三富〉といわれた。その門前には感応寺表門前新茶屋町(俗称いろは茶屋)などの岡場所も発達し,遊客でにぎわった。…

※「富くじ(富籤)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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