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小川島 おがわしま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小川島
おがわしま

佐賀県北西部,玄界灘に浮かぶ島。低平な玄武岩の台地で,唐津市に属する。島民は漁業を主とし畑作を兼ねる。江戸時代以来,玄海捕鯨基地として知られたが,第2次世界大戦クジラの激減と捕鯨の国際的制約のために,1960年捕鯨を廃止した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小川島
おがわしま

佐賀県唐津(からつ)市に属する玄界灘(げんかいなだ)の島。東松浦半島北端の呼子(よぶこ)港から北約6キロメートルの海上にあり、面積0.92平方キロメートル、玄武岩の低い台地からなる。最高地点61メートル。島の南側のほぼ中央の入り江には、整備された漁港があり、その背後に集落が分布する。イカ、ブリ、タイなどの一本釣りや、ウニ、アワビ、海草などをとる漁業が主体で、台地にはニンニク、スイカ、いも類などの畑作をみる。島の山見(やまみ)岳などには、クジラを見張る山見小屋があったと伝えるが、江戸時代には、唐津藩の保護のもとに玄界捕鯨の基地となり、本島の納屋(なや)場でクジラを解体した。その納屋場は大正時代には加部(かべ)島に移されており、この海域の捕鯨も1950年代に入り廃業の運命に置かれた。江戸時代末期につくられた鯨鯢(げいげい)(クジラの胎児)供養塔がある。また、鯨見張所は県の重要有形民俗文化財となっている。加部島の田島神社の分社ともいわれる本島田島神社の境内には、縄文、弥生(やよい)、古墳時代の貝塚がある。呼子港から連絡船が就航する。人口513(2009)。[川崎 茂]

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