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小笠原気団 おがさわらきだん Ogasawara air mass

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小笠原気団
おがさわらきだん
Ogasawara air mass

日本の南方海上,小笠原諸島付近に中心をもつ熱帯海洋性気団亜熱帯高圧帯から南東季節風となって吹き出し,日本には 4~9月の間現れ,特に夏に勢力を増す。この気団の影響下に入ると梅雨が明け,夏型の安定した天気が続く。

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デジタル大辞泉の解説

おがさわら‐きだん〔をがさはら‐〕【小×笠原気団】

日本の南東の太平洋上に発生する海洋性熱帯気団。夏によく発達して日本付近まで張り出し、暑い晴天をもたらす。

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百科事典マイペディアの解説

小笠原気団【おがさわらきだん】

日本の南東の太平洋上に形成される高温多湿の海洋性熱帯気団。この気団のためできる高気圧小笠原高気圧といい,夏季によく発達して西に張り出し,日本ではこの影響で夏型の気圧配置となり,暑い晴天がもたらされる。

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世界大百科事典 第2版の解説

おがさわらきだん【小笠原気団】

亜熱帯高気圧の支配下にある亜熱帯や熱帯の海上でその特性が形成される気団は海洋性熱帯気団呼ばれる。この中で特に日本の本州以南に入ってくる気団を小笠原気団と名付けている。この気団の最下層は多湿で高温である。高気圧の中でできるので地上から2km以上では沈降運動のため比較的暖かく,乾燥している。鉛直安定度はポテンシャル不安定(対流不安定)を示すことが多く,対流活動が現れる可能性をもっている。この気団は,春秋には低気圧が本州を北上する時に日本に一時的に侵入する。

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大辞林 第三版の解説

おがさわらきだん【小笠原気団】

小笠原諸島方面に発現する高温・多湿の熱帯海洋気団。日本付近に安定した盛夏の晴天をもたらす。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小笠原気団
おがさわらきだん

北西太平洋の亜熱帯高圧帯で発現する海洋性熱帯気団。昭和初期まで、中央気象台で作成していた天気図は東の端が小笠原諸島であったことから名づけられた名称。小笠原付近で発現する気団ということではない。夏季に北上して日本付近に安定した蒸し暑い夏の晴天をもたらす。地表付近では高温多湿であるが、上層は沈降性気流のため乾燥している。台風などが北上すると、この気団の西側に沿ってさらに湿潤な赤道気団が北上してくることがあり、これが梅雨末期以後の集中豪雨を招くなど大きな影響を及ぼす。[饒村 曜]

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