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尚氏 しょううじ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

尚氏
しょううじ

琉球の王族家。古く琉球は天孫氏に統治されていたが,12世紀末,舜天が現れて琉球王となり,尚氏の始祖となったという。伝説では,舜天は源為朝と大里按司の妹との間にできた子であるといわれる。

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デジタル大辞泉の解説

しょう‐し〔シヤウ‐〕【尚氏】

琉球王国の王統。15世紀初頭に尚巴志が沖縄本島を統一(第1尚氏)、1470年新王朝に代わり(第2尚氏)、以後、中国と島津氏に属して明治まで続いた。

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百科事典マイペディアの解説

尚氏【しょうし】

琉球の王家。15世紀初め沖縄本島佐敷(さしき)の按司(あんじ)(首長)尚巴志(はし)が本島を統一したが7代で断絶。1469年貿易官の金丸(かなまる)が擁立され尚円(しょうえん)王と称し,16世紀初め尚円の子尚真が首里(しゅり)に中央集権体制を確立,琉球列島を統一。
→関連項目佐敷[町]首里城尚巴志中山世鑑

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうし【尚氏】

琉球王国の王統。第一尚氏第二尚氏の区別がある。沖縄に山北(さんほく),中山(ちゆうざん),山南とよばれる三つの小国家が対立していたころ,佐敷(さしき)地方(南部東岸)の按司(あんじ)(首長)であった尚巴志は急速に勢力を増し,1406年にまず中山の覇権を手中にし父尚思紹をして中山王につかせた。16年,尚巴志は山北を滅ぼし,29年にはついに山南をも攻略して初の統一王朝(琉球王国)を樹立した。だが,この統一王朝は69年に有力者金丸を推す勢力により滅ぼされ,金丸が即位して尚円と号し新しい王朝をひらいた。

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大辞林 第三版の解説

しょうし【尚氏】

琉球の王家。一五世紀初頭、第一尚氏尚巴志が本島を統一。一六世紀初頭、第二尚氏尚真が琉球諸島を統一。のち、中国皇帝の冊封さくほうを受け、1609年には島津氏に服属、日清両属のまま明治に至った。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

尚氏
しょううじ

琉球(りゅうきゅう)王国の王および王族の姓。15世紀初期、琉球国王の姓として中国皇帝より贈られたものといわれ、以後代々この姓を用いる習わしとなった。沖縄史上では、とくに第一尚氏・第二尚氏として王統を区別している。第一尚氏は尚思紹(しょうししょう)(在位1406~1421)から尚徳(しょうとく)(在位1461~1469)まで7代続いた。しかし尚徳の早世とクーデターにより第一尚氏は王位を追われ、かわって第二尚氏が尚円(しょうえん)(在位1470~1476)から尚泰(しょうたい)(在位1848~1879)まで、19代400年余にわたって王位についた。最後の国王尚泰は、1872年(明治5)琉球藩設置により政府から「琉球藩王」の称号を与えられ、1879年の琉球処分により侯爵となった。なお傍系は、区別のために1691年から「向(しょう)」姓を用いるようになった。
 琉球国王は中国皇帝の冊封(さくほう)を受ける慣例となっていたが、中国はじめ海外諸国に対しては一貫して尚姓を用いた。ただし、中国や徳川幕府は中山(ちゅうざん)王と呼称し、島津氏も一時国司(こくし)を称させたが、のち中山王と称した。[高良倉吉]

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世界大百科事典内の尚氏の言及

【琉球】より

…しかし彼の死去後,王朝の基盤は動揺し,53年には王位継承をめぐる内乱(志魯(しろ)・布里(ふり)の乱)が,58年には有力按司の反乱(護佐丸(ごさまる)・阿麻和利(あまわり)の乱)が起こった。そして69年,金丸を中心とする勢力のクーデタが起こり,尚巴志の築いた王朝(第一尚氏王朝)は瓦解した。 即位して尚円と号した金丸は新しい王朝(第二尚氏王朝)を始めたが,その後を継いだ尚真(在位1477‐1526)は王国の基盤の強化に尽力し,未曾有(みぞう)の繁栄期を築いた。…

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