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山口蓬春 やまぐち ほうしゅん

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美術人名辞典の解説

山口蓬春

日本画家。北海道生。名は三郎。東美校卒。松岡映丘に師事し、新興大和絵の有力作家となる。また中村岳陵福田平八郎らと六潮会を創る。戦後は、日展の指導的立場として活躍、画風は大和絵の古典的情趣からしだいに脱皮し、伝統的花鳥画に洋風表現を加味して日本画のモダニズム化に大きな功績を残した。芸術院会員文化功労者文化勲章受章。昭和46年(1971)歿、77才。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

山口蓬春

1893年北海道生まれ。本名は三郎。東京美術学校(現・東京芸術大)で大和絵を学ぶ。1926年第7回帝展で特選。戦後は新しい日本画への姿勢がいっそう明確になり、フランス近代絵画の解釈を取り入れた知的でモダンスタイルを確立する。65年文化勲章受章。71年、胃がんのため神奈川県葉山町の自宅で死去。

(2013-07-18 朝日新聞 朝刊 山形全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

やまぐち‐ほうしゅん【山口蓬春】

[1893~1971]日本画家。北海道の生まれ。本名、三郎。松岡映丘に師事し、新興大和絵(やまとえ)運動に参加。のち西欧的モダニズムを融合した独自の画風を確立した。文化勲章受章。

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百科事典マイペディアの解説

山口蓬春【やまぐちほうしゅん】

日本画家。北海道生れ。本名三郎。東京美術学校西洋画科に入学,日本画科に転じ1923年卒業。同年新興大和絵会に入り,松岡映丘に師事,1926年第7回帝展に《三熊野の那智の御山》で帝国美術院賞を受けて認められた。
→関連項目福田平八郎

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山口蓬春 やまぐち-ほうしゅん

1893-1971 大正-昭和時代の日本画家。
明治26年10月15日生まれ。松岡映丘(えいきゅう)にまなび,新興大和絵運動に参加。「三熊野の那智の御山」が大正15年帝展特選,昭和2年帝国美術院賞。福田平八郎らと六潮会を結成した。芸術院会員。40年文化勲章。昭和46年5月31日死去。77歳。北海道出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は三郎。

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大辞林 第三版の解説

やまぐちほうしゅん【山口蓬春】

1893~1971) 日本画家。北海道生まれ。本名、三郎。松岡映丘に師事し新興大和絵運動に参加。六潮会を結成し写生を追究。のち西洋画の技法をとり入れ明快な画風を示した。作「秋二題」「三熊野の那智の御山」「市場」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山口蓬春
やまぐちほうしゅん

[生]1893.10.15. 北海道,松前
[没]1971.5.31. 神奈川,葉山
日本画家。本名,三郎。 1914年東京美術学校西洋画科に入学,二科展に2度入選,のち日本画科に移り 23年卒業。松岡映丘に師事してやまと絵の技法を修得,その他諸派を研究。新興やまと絵運動に参加し,26年に第7回帝展出品の『三熊野の那智の御山』 (宮内庁) で帝国美術院賞を受け,翌年同展出品の『緑庭』が特選となり画壇での地位を確立した。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山口蓬春
やまぐちほうしゅん
(1893―1971)

日本画家。北海道に生まれる。本名三郎。1914年(大正3)東京美術学校西洋画科に入学、のち日本画科に転じて23年に卒業。大和(やまと)絵技法の研究を志して松岡映丘(えいきゅう)に師事、映丘を指導者とする新興大和絵会に加わってその運動を推進した。官展に出品し、色調や空間表現に洋風を取り入れた斬新(ざんしん)な画風が注目され、26年第7回帝展で『三熊野(みくまの)の那智(なち)の御山(みやま)』が特選、宮内省買上げとなり、続いて翌年の『緑庭』も特選となって地歩を固めた。30年(昭和5)に中村岳陵(がくりょう)、福田平八郎らと研究団体六潮会を結成。32年第13回帝展に出品の『市場』も政府買上げとなった。50年(昭和25)日本芸術院会員。65年文化勲章を受章。68年には新宮殿の壁画を制作。そのほかの代表作に『秋影』『夏の印象』など。神奈川県葉山に没。[原田 実]
『井上研一郎著『ミュージアム新書5 山口蓬春』(1985・北海道新聞社)』

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