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山路主住 やまじぬしずみ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山路主住
やまじぬしずみ

[生]宝永1(1704)
[没]安永1(1772).12.11.
江戸時代中期の暦学者,和算家。通称は弥左衛門,字は君樹。連貝軒,聴雨と号した。享保9 (1724) 年,21歳のときに松前主馬組御徒に召され,同 18年支配勘定,元文4 (39) 年小普請入を命じられた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山路主住 やまじ-ぬしずみ

1704-1773* 江戸時代中期の暦算家。
宝永元年生まれ。山路徳風(よしつぐ)の養父。中根元圭,松永良弼(よしすけ)らにまなぶ。改暦御用を命じられ,宝暦甲戌暦(こうじゅつれき)を作製。明和元年天文方となる。循環小数の研究でも知られる。安永元年12月11日死去。69歳。江戸出身。字(あざな)は君樹。通称は弥左衛門。号は連貝軒。編著に「算法集成」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

山路主住

没年:安永1.12.11(1773.1.3)
生年:宝永1(1704)
江戸中期の暦学者,数学者。宝暦の改暦に加わった。数学は初め久留島義太に,のちに中根元圭,さらに松永良弼に学び関流三伝を継いだ。通称弥左衛門,初め松前主馬組徒士のち青山備前守組小普請組に入る。寛延1(1748)年渋川則休,西川正休の補暦手伝となり同3年改暦御用のためふたりに従って上京し,翌年もふたたび上京して改暦に参画。改暦終わって宝暦5(1755)年宝暦暦施行。明和1(1764)年61歳で江戸幕府の天文方となり,100俵を賜り渋川家につぐ次席となった。子孫は代々天文方に仕える。循環小数の研究など算学の著書は多い。

(内田正男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

やまじぬしずみ【山路主住】

1704‐72(宝永1‐安永1)
江戸中期の暦学者,数学者。幼名は久次郎,通称弥左衛門,字は君樹,号は聴雨,または連貝軒という。幕府の天文方で,渋川六蔵および西川忠次郎の作暦の手助けをする。主住は,中根元圭,久留島義太,松永良弼らに学び,関流の数学書が彼のところに集まった。関流の入門書は山路によって整理された。有馬頼徸の保護を受け,弟子の藤田貞資を有馬に推薦する。弟子には,有馬のほか安島直円戸板保佑,松永貞辰ら多くの秀才がいる。子孫は代々天文方に仕え,山路家の名を高めた。

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大辞林 第三版の解説

やまじぬしずみ【山路主住】

1704~1772) 江戸中期の和算家。字あざなは君樹、通称、弥左衛門、号は連見軒・聴両(聴雨)。宝暦甲戊暦を作成したほか、循環小数を研究。著「一算得商術解」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山路主住
やまじぬしずみ
(1704―1772)

江戸中期の数学者。幼名久次郎、のちに弥左衛門、字(あざな)は君樹、号は連貝軒または聴雨。数学、暦学を中根元圭、松永良弼(よしすけ)、久留島義太(くるしまよしひろ)に学ぶ。渋川六蔵、西川正休(まさよし)の作暦の助手となる。弟子の藤田貞資(さだすけ)、安島直円(あじまなおのぶ)を手伝わせて宝暦甲戌暦(ほうれきこうじゅつれき)をつくる。主住は有馬頼(ありまよりゆき)ほか多くの数学者を育てた。刊行書はないが、循環小数についての論文「一算得商術」などが伝えられている。山路家は代々天文方に仕えた。[下平和夫]

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世界大百科事典内の山路主住の言及

【関流】より

…関流というのは,関孝和の弟子,あるいは孫弟子に教わったという意味である。関流という名称を初めて使ったのは関孝和の孫弟子松永良弼で,松永の弟子山路主住から関流何伝というようになった。初伝荒木村英,2伝松永良弼,3伝山路主住,4伝安島直円,藤田貞資,5伝日下誠,6伝和田寧,内田五観と続く。…

【魔方陣】より

…久留島義太は桂馬飛びの方法と簡単な並べ方を,安島直円はフランクリン型を発見した。山路主住の五方陣,会田安明の四方陣変換の研究が著しい。【平山 諦】
【中国】
 中国での歴史は古く縦横図とよばれた。…

【和算】より

…一方,関西では鎌田俊清(1678‐1747)が《宅間流円理(たくまりゆうえんり)》(1722序)をまとめ,arcsinxやsinxのべき級数展開を示している。
[有馬頼徸]
 松永良弼の弟子山路主住(1704‐72)は,中根元圭,松永良弼,久留島義太の業績を受け継いで,これを弟子に伝えた。彼自身の業績としては循環小数の研究がある。…

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