出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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常磐光長
生年:生没年不詳
平安後期の宮廷絵師。吉田経房の日記『吉記』によれば,承安3(1173)年,建春門院御願の最勝光院御堂の障子絵を描く。御堂内御所と左右廊に28品,別御所に平野と高野御幸を描いたという。後年,山科言継は日記『言継卿記』のなかで,天文18(1549)年,光長ら筆の「年中行事之絵」を禁裏で一覧したと書いている。この絵巻は後白河天皇の命で保元2(1157)年から治承3(1179)年の間に制作されたと考えられる。原本は失われたが,住吉如慶模写の「年中行事絵巻」(個人蔵)が現存し,うち「朝覲行幸」「射遺・賭弓」にある奥書に絵は光長と記され,その画風を伝えている。また「承安五節絵」(模本現存),「伴大納言絵巻」(出光美術館蔵)は光長の作と伝承される。<参考文献>福井利吉郎「伴大納言絵と常磐光長」(岩波講座日本文学『絵巻物概説』下)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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常磐光長
ときわみつなが
12世紀後半に活躍した絵師。保元2 (1157) 年から治承3 (79) 年にかけて,後白河院の命で企画制作された『年中行事絵巻』 60巻の中心画家と伝えられる。また現存する 12世紀後半のすぐれた説話絵巻『伴大納言絵巻』は光長筆とする説が有力。『年中行事絵巻』は現在模本でのみ伝わるが,巧みな画面構成に『伴大納言絵巻』と共通する傾向がうかがわれる。また後者での柔軟な筆づかいによるいきいきした表現,的確な描写,効果的な彩色は非凡な才能を感じさせる。後世多くの作品の筆者に擬せられた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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常磐光長 ときわ-みつなが
?-? 平安時代後期の画家。
後白河院につかえた宮廷絵師。承安(じょうあん)3年(1173)最勝光院の障子絵をかく。また60巻におよぶ「年中行事絵巻」(原本焼失。模本が現存)を中心となって制作。「伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)」(国宝,出光美術館蔵)の作者ともいわれる。常磐(盤)源二光長ともいい,のち土佐派が成立すると,土佐(藤原)光長ともよばれた。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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