コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

常陸台地 ひたちだいち

6件 の用語解説(常陸台地の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

常陸台地
ひたちだいち

茨城県南部に広がる洪積台地。南方の千葉県域の下総 (しもうさ) 台地と合せて常総台地呼ばれる。おもに成田層群といわれる浅海性の砂礫層から成り,上部を関東ローム層がおおう。利根川鬼怒川那珂川久慈川小貝川などの河川が流れる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ひたち‐だいち【常陸台地】

茨城県中央部の洪積台地。高さ30メートル内外の低平な台地。利根川をはさんで千葉県側の下総(しもうさ)台地と合わせて常総台地と呼ばれる。山地を除いた県の約3分の2の面積を占める。麦・雑穀などのほか、野菜栽培が盛ん。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

常陸台地【ひたちだいち】

茨城県南部に発達する洪積台地。常総台地の北半部。標高20〜30mで,主として浅海性の砂層からなり,その上を関東ローム層がおおう。那珂川,涸沼(ひぬま)川,桜川などで浸食され,いくつかの台地に分かれる
→関連項目石岡[市]茨城[県]茨城[町]龍ヶ崎[市]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ひたちだいち【常陸台地】

筑波山を南端に含める八溝(やみぞ)山地の東側と南側に広がる台地で,茨城県内の平地の主要部分を占める。南縁は利根川の低地に,北縁は阿武隈高地の南麓に限られ,東縁は鹿島灘に臨む海崖に終わる。西縁はほぼ小貝川河道に沿う南北線にあたる。下総(しもうさ)台地と同じような地質構成で,洪積世成田層の海成砂層を主体とし,表層には厚さ2mほどの褐色の関東ローム層が載る。下総台地とは成因も同じく,浅海底が隆起して生じた海岸平野に由来する洪積台地で,合わせて常総台地とよばれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本の地名がわかる事典の解説

〔茨城県〕常陸台地(ひたちだいち)


茨城県中南部、県域の約3分の2を占める洪積台地。標高約20~40m。久慈(くじ)川・鬼怒(きぬ)川・小貝(こかい)川・那珂(なか)川などが台地面を浸食して流れ、いくつかの小台地に区分される。南東部に海跡湖(かいせきこ)の霞ヶ浦(かすみがうら)・北(きた)浦がある。台地ではハクサイ・ゴボウ・レタスなどの栽培が盛ん。一般に、千葉県の下総(しもうさ)台地と合わせて常総(じょうそう)台地と称する。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

常陸台地
ひたちだいち

茨城県中央部に広がる更新世(洪積世)の台地。久慈(くじ)川、那珂(なか)川、涸沼(ひぬま)川、北浦、霞ヶ浦(かすみがうら)、桜川、小貝(こかい)川、鬼怒(きぬ)川、飯沼(いいぬま)川、利根(とね)川などで侵食され、那珂、東茨城、鹿島(かしま)、行方(なめがた)、新治(にいはり)、筑波稲敷(つくばいなしき)、結城(ゆうき)、猿島(さしま)などの台地に分離している。台地面は古河(こが)市を中心にして関東平野周辺に同心円状に高度を増し、たとえば古河付近15メートル、水海道(みつかいどう)付近20メートル、土浦付近25~30メートル、行方台地35メートル、鹿島台地40メートルとなっている。これは関東構造盆地運動による影響で、各河川下流部に湖沼や湿地のできやすい面もある。表面はローム層で覆われ、その下は粘土、礫(れき)、砂の成田層群とよばれる海成層がおもである。土壌は黄褐色のやせ土(赤土)で、地下水位も深く水に乏しいため、マツ、ナラなど平地林が多く、薪(まき)、炭など林業がみられた所である。明治時代と第二次世界大戦後に農業開拓が進んで、陸稲、麦類、サツマイモ、葉タバコ、クワなどが栽培された。1970年代以後は、ハクサイ、ゴボウ、露地メロン、レタス、ラッカセイなどの主産地となっている。一方で原子力施設、筑波研究学園都市、工業団地、住宅団地など、JR常磐(じょうばん)線を軸に開発が進んでいる。[櫻井明俊]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

常陸台地の関連キーワード加波山久慈川筑波山神社那珂川八溝山八溝山地筑波颪筑波山事件筑波山きっぷやみぞ森林ビール

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone