世話が焼ける(読み)セワガヤケル

デジタル大辞泉 「世話が焼ける」の意味・読み・例文・類語

世話せわ・ける

他人手助けが必要で、手数がかかる。面倒である。「まだ幼くて―・ける」
[類語]てこずる苦労困る弱る参るきゅうするこうずる苦しむ困り果てる困りきる困りぬく困却する往生おうじょうする難儀する難渋なんじゅうする閉口する困惑する当惑する途方に暮れる手を焼く手に余る持て余す手に負えない手が付けられない手が掛かる始末に負えない始末が悪い・どうにもならない・如何ともしがたい度し難い面倒臭い世話煩雑面倒厄介手数てかず手数てすう複雑煩瑣はんさ難しいうるさい煩わしいややこしいやかましいくだくだしいうっとうしいこうるさい気詰まりしち面倒しち面倒臭い煩多錯雑錯綜さくそうしち難しい入り組む込み入る手が込む気が重い気が進まない気乗り薄うんざり億劫おっくう渋る投げ遣り大儀懶惰らんだ横着怠慢怠惰不精懈怠けたい飽き飽き冗長繁簡ごたごたもつれる入り乱れる紛糾ごっちゃ乱雑雑然

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精選版 日本国語大辞典 「世話が焼ける」の意味・読み・例文・類語

せわ【世話】 が 焼(や)ける

  1. その人や事柄に対して他からの手助けが必要で、手数がかかる。
    1. [初出の実例]「夫だって世話(セワ)がやけてならねへから、じれってへはな」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

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