手子摺る(読み)テコズル

デジタル大辞泉 「手子摺る」の意味・読み・例文・類語

てこ‐ず・る【手子×摺る/××摺る】

[動ラ五(四)]取り扱いかねて、もてあます。手にあまる。処置に困る。また、解決に手間取る。「いたずらっ子に―・る」「交渉に―・る」
[類語]苦労困る弱る参るきゅうするこうずる苦しむ困り果てる困りきる困りぬく困却する往生おうじょうする難儀する難渋なんじゅうする閉口する困惑する当惑する途方に暮れる手を焼く手に余る持て余す手に負えない手が付けられない手が掛かる世話が焼ける始末に負えない始末が悪い・どうにもならない・如何ともしがたい度し難いやりにくいしにくい言いにくい難しい小難しいしち難しい一筋縄では行かないなかなかでもない苦手気が進まないふてぶてしい困難至難手ごわい難問難題難関きつい停頓行き悩む言いよどむ壁にぶつかる壁に突き当たる埒もない膠着こうちゃくにっちもさっちももたつく手間取る行き詰まるいたちごっこ停滞もたもた暗礁に乗り上げる紆余うよ曲折曲折頓挫しち面倒しち面倒臭い煩雑ややこしいもがく面倒やっかい苦慮悪戦苦闘難行苦行難航試行錯誤あがく苦戦難物荊棘けいきょくあぐねるデッドロック阻害不自由ままならぬ不如意一筋縄では行かない立ちはだかる立ち往生足踏み多事多難行き悩むぐずつくもつれる手が込む手詰まりとどこおるとちる四苦八苦暗中模索逆風水をさす

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精選版 日本国語大辞典 「手子摺る」の意味・読み・例文・類語

てこ‐ず・る【手子摺・梃摺】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 もてあます。扱いかねる。処置に困る。
    1. [初出の実例]「青本がいるをそしらぬ顔でとおるむかふから、親分の唐紙表紙きたるゆへ、てこずる」(出典:黄表紙・御存商売物(1782)中)
    2. 「跡でかかる医者に尻を拭はせ、手こづらせるやうなことが幾らか有る」(出典:志都の岩屋講本(1811)下)

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