弥縫(読み)ビホウ

デジタル大辞泉 「弥縫」の意味・読み・例文・類語

び‐ほう【弥縫】

[名](スル)失敗欠点を一時的にとりつくろうこと。
「彼の生活はもう…―することも出来ない程あまりに四離滅裂だったのだ」〈梶井・瀬山の話〉
[類語]姑息一時しのぎその場逃れその場しのぎ当座逃れ当座しのぎ一時逃れ糊塗弥縫策泥縄場当たり一夜漬け付け焼き刃苦し紛れ間に合わせ有り合わせけちみみっちいいじましいせせこましい狡辛こすからさもしい卑しいせこい陋劣ろうれつ低劣卑怯ひきょう狭量小量けつの穴が小さい

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普及版 字通 「弥縫」の読み・字形・画数・意味

【弥縫】びほう

補正する。とりつくろう。〔左伝、僖二十六年〕(斉の)桓、是(ここ)を以て侯を合し、其の不協を謀り、其の闕を彌し、其の災ひを匡救するは、を昭らかにするなり。

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