せこい

大辞林 第三版の解説

せこい

( 形 )
〔役者・寄席芸人の隠語から〕
悪い。醜い。下手だ。くだらない。 「巧いね。是ぢや、喜代寿の三糸でも決して-・か無いね/初すがた 天外
少ない。けちだ。しみったれている。 「 - ・い奴だ」
料簡りようけんが狭い。いじましい。 「 - ・い考え」

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デジタル大辞泉の解説

せこ・い

[形]
悪い。みにくい。へたである。主として明治期の芸人の間で使われた語。
「巧(うま)いね。是じゃ喜代寿(きよじゅ)の三糸でも決して―・かないね」〈小杉天外・初すがた〉
けちくさい。ずるい。料簡(りょうけん)がみみっちい。「―・い手を使う」

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精選版 日本国語大辞典の解説

せこ・い

〘形口〙
① 悪い。醜い。下手である。また、少ない、無い。役者・寄席芸人仲間で用いる。
※初すがた(1900)〈小杉天外〉二「巧いね。是ぢゃ、喜代寿の三糸でも決して拙(セコ)か無いね」
② ずるい、素早いの意の俗語。〔現代用語辞典(1925)〕
考え方や、やり方がけちくさい。みみっちい。

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